引退ロマンスカー「LSE」が家具や腕時計などで復活 実際の装備品を活用
小田急ロマンスカー「LSE」の車内装備品を再活用した家具や腕時計、Tシャツが発売されます。いずれも数量限定です。
座席シートやカーテンなどを使用
小田急エージェンシーは2018年10月19日(金)、今月に引退した特急ロマンスカー「LSE」(7000形)の装備品を活用した家具や腕時計などを販売すると発表しました。
「Romancecar Memorial Parts Project」と題し、10月20日(土)にスタート。「LSE」で実際に使われていた座席のシートやテーブル、カーテンなどを、プロダクトデザイナーの手によって再活用します。第1弾の商品は次のとおり。
●ロマンスチェア
シートの座面と、国産のナラの無垢材を使用。限定20脚。
・価格:59万8000円(税込)
・デザイナー:北川大輔
●ロマンステーブル
折りたたみテーブルを使用。折りたたみの機構を残しながらも、スチールを使い家具として自立する構造に仕上げている。「ロマンスチェア」との併用も可。限定100台。
・価格:18万9000円(税込)
・デザイナー:渡辺佑介
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●ロマンスウォッチ
カーテンを文字盤に活用。バンドの色はロマンスカーと同じく「バーミリオンオレンジ」に。機構部はシチズン時計マニュフヴクチャリング社製のクォーツを使用。限定200個。
・価格:2万円(税込)
・デザイナー:ジャストツーユー
●ロマンスTシャツ
カーテンを胸ポケットに使用。オリジナルロゴ入り。限定200枚。
・価格:4800円(税込)
・デザイナー:中村雄二
商品は特設ウェブサイトで、10月20日(土)午前10時から12月25日(火)まで発売。商品の発送は2019年3月以降の予定です。また、今回の商品4点に続き、第2弾も計画しているとのこと。詳細が決まり次第、改めて発表されます。
なお、「Romancecar Memorial Parts Project」による販売収益の一部は、引退したロマンスカー「NSE」(3100形)を保存・展示している神奈川県開成町に、車両の保存管理費として寄付されます。
【了】
プラレールになって欲しいんだけどさ