ANA「フライングホヌ」就航に合わせ、船「セイリングホヌ」登場 ハワイで乗ってみた
ANAがエアバスA380型機「フライングホヌ」をハワイ線へ就航させるのに合わせて、船の「セイリングホヌ」も登場。ANAのツアー参加者は無料で使え(条件あり)、アルコールも無料というその船へ、実際に乗ってみました。
ウミガメ、そして潜水艦も出現!
ANAが2019年5月24日(金)より、東京(成田)~ハワイ(ホノルル)線に就航させるエアバスA380型機「フライングホヌ(空飛ぶウミガメ)」。これに合わせて5月25日(土)よりホノルル発着で、チャータークルーズ「SAILING HONU(セイリングホヌ)」の運航も始まります。
「ANAハローツアー」参加者であれば無料で乗船できる(条件あり)この「セイリングホヌ」に2019年5月上旬、ひとあし早く乗船しました。
出発地点は、ハワイを象徴するひとつ「ダイヤモンドヘッド」が見えるワイキキビーチ。押し寄せる波にしばしば足がつかりながら砂浜を歩き、「セイリングホヌ」に乗り込みます。
まずエンジンで航行したのち、エメラルドグリーンの海の向こうに見えるホノルルの街並みが少し遠くなったところで、「セイリングホヌ」は風の力による帆走に入りました。
この日の波は穏やかで、揺れは少なく、水しぶきがかかることもなく。青い景色のなか、心地よい海風が吹いてきます。
この「セイリングホヌ」、アルコールもソフトドリンクも無料。ハワイのビールのほか、ラムをベースにしたカクテルも味わうことができました。
船と酔いの揺れに身を任せていると、海中からホヌ(ウミガメ)が現れました。そして少し遠くでは、潜水艦も現れました。観光用の潜水艦です。約1時間の「セイリングホヌ」クルーズには、非日常が詰まっていました。
この「セイリングホヌ」は、5月25日から10月26日までの月、木、土曜日に、1日1回の運航。定員は48名です。
【了】
Writer: 恵 知仁(乗りものライター)
鉄道を中心に、飛行機や船といった「乗りもの」全般やその旅について、取材や記事制作、写真撮影、書籍執筆などを手がける。日本の鉄道はJR線、私鉄線ともすべて乗車済み(完乗)。2級小型船舶免許所持。鉄道ライター/乗りものライター。
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