ジェットスター新機種「エアバスA321LR」の姿が明らかに! 新シート導入 2020年就航へ
ジェットスター・ジャパンが導入予定の新機種「エアバスA321LR型機」。現在運航中のA320型機の兄弟機種で見た目も似ていますが、機外も機内も大幅に刷新されます。同社社長が、その仕様を明かしました。
見た目も似ている、パイロット免許も共通…違いは?
LCC(格安航空会社)のジェットスター・ジャパンは2019年11月1日(金)、導入予定の新機種「エアバスA321neo-LR型機」(以下、A321LR型機)の仕様の一部を明らかにしました。
現在同社は、180席仕様のエアバスA320型機を24機保有しています。2020年8月ごろをめどに3機導入予定のA321LR型機は、A320型機の長胴型にあたり、ボディがおよそ7m伸びた分だけ多くの人を運べるようになります。
A320型機との違いは、胴体の長さだけではありません。「Long Range(長距離型)」という意味の「LR」が名前に付いているとおり、A320型の航続距離は約3000kmですが、ジェットスター・ジャパン仕様のA321LR型は、これより2500km延び約5500kmで、日本からだと、シンガポールやベトナムなど、東南アジアの多数の都市にフライト可能です。
加えて、これまで運航されているA320ファミリー(派生型)の機種のため、操縦資格も同じ。このことから、本来、機種によって一部の免許を都度取り直す必要があるパイロットも、トレーニングは要するものの、現在の免許のまま操縦できるそうです。また、飛行機のパーツも共通のものが多く、整備コストも削減できます。
しかし、このたび導入の「ジェットスター・ジャパン仕様」のA321LR型機は、機内も機外も、いままでのものとは大きく異なります。
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