ANA コロナ対応の医療関係者へ「飛ぶ、作る」ではない新支援 6月からマイル寄付を募集

これまでガウン縫製や、医療物資の無償輸送などを行ってきましたが…。

応援、感謝の意をあらわす動画も掲載

 ANA(全日空)グループは2020年5月27日(水)、新型コロナウイルス感染症対応を行う医療関係者への支援として、ANAマイレージクラブ会員からのマイル寄付を6月1日(日)から募集開始すると発表しました。

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羽田空港のANA機(2020年1月、乗りものニュース編集部撮影)。

 ANAグループではこれまで、同社スタッフによる医療用ガウン縫製、ならびにフェイスシールド制作のほか、ANAが運航する東京~北京線で一部スペースを利用した医療物資の無償輸送、ならびに東京~上海線で客室内を活用した医療物資輸送など、医療関係者の支援を行ってきました。

 今回発表されたマイル寄付もそのひとつです。利用者から募ったマイルは、1マイル1円で換算され、NGO団体ピースウィンズ・ジャパンを通じて、医療機器などの購入に使用されます。期間は6月30日(火)まで(前倒しの可能性あり)で、特設ウェブサイトから申し込みます。

 また、これにともないANAグループは、公式Youtubeチャンネル上などに動画を掲載。おもに医療関係者に向けた応援、感謝の意をあらわす内容となっており、ANAは「現在の日本、そして世界中には、更に厳しい環境で頑張っている人たちがいらっしゃいます。そこで、医療従事者の皆様をはじめ『日本中・世界中』で、この状況と戦っているひとへANAグループからエールを送ろうと考えました」とコメントしています。

【了】

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