普段はライバルのJAL&ANA ロンドンで一緒に出発便見送り 新型コロナ下の搭乗者へ感謝
海外での2社共同の見送りは数少ないのだそうです。
JAL&ANAから6名づつが見送り
JAL(日本航空)とANA(全日空)が現地時間2020年5月25日(火)、イギリス・ロンドンのヒースロー空港で、2社の航空便が出発する際、横断幕を用いた見送りをともに行いました。
見送りは同日のJL44便、ならびにNH212便(ともにロンドン発羽田行き)で行われ、JAL、ANAから6人づつ、あわせて12人のスタッフがこれに参加。JALによると2社共同の見送りは、国内では行われているものの、海外では数少ない事例といいます。
企画の発案者のひとりであるJALの担当者は、「普段はロンドン線に就航するライバル同士ですが、その場にいたスタッフ全員が同じ思いを持って両便をお見送りすることで、お客さまへ我々からのメッセージをお届けすることができたのではないかと感じています。また、コロナの影響もあり、人と人の繋がりが以前よりも希薄になりつつある状況ですが、イベントの最中、参加したスタッフの笑顔が多く見られたことが印象的でした」と実施した感想についてコメントしています。
【了】
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