クルマを置いて帰京 雲とにらめっこ急遽の路線変更 「鉄道写真家」のロケを時系列で
天気が変化するなか、様々な環境で必要な写真を撮影すべく仕事をする鉄道写真家。必ずしも計画通りになりませんが、仕事の成果が得られない状況も避けねばなりません。家庭もあります。どのような判断、行動が現場で必要なのでしょうか。
この記事の目次
・8月だけでJR全社のエリアを撮影しました
・豊肥本線の復旧とキヤノンの新しいカメラ
・鉄道写真家がクルマで撮影に出かけるワケ
・クルマ移動では難しいことも そこで便利なフェリー
・熊本にクルマを置いて一時帰京
・熊本に戻ってきて…まさかの失態!
・立野のスイッチバックなどで待ち構えるも…
・難しい豊肥本線の撮影 そこで別の路線へ
・帰りは新門司港から
【画像枚数】全7枚
8月だけでJR全社のエリアを撮影しました
こんにちは。鉄道写真家の村上悠太です。今回は僕のロケの日々を、なるべく時系列に沿ってご紹介していきたいと思います。
全国的な猛暑が続いた2020年8月。僕は機材と生活用品を詰め込んで、「ある目的地」を目指してクルマを走らせました。
今年の夏は新型コロナウイルスの影響で、鉄道、旅行、広告と各業界で先の見通しがつかないなかでも、進めておかなければいけないプロジェクトや撮影も多く、長めのロケが続いています。この原稿もロケ先からお届けしています。気が付くと、8月だけでJR全社のエリアで撮影しました。
豊肥本線の復旧とキヤノンの新しいカメラ
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Writer: 村上悠太(鉄道写真家)
1987年生まれでJRと同い年、鉄道発祥の地新橋生まれの鉄道写真家。車両はもちろん、鉄道に関わる様々な世界にレンズを向ける。元々乗り鉄なので、車でロケに出かけても時間ができれば車をおいてカメラといっしょに列車旅を楽しんでいる。日本鉄道写真作家協会会員、キヤノンEOS学園講師。
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