〈PR〉わんこ連れドライブ、ご主人様がすべきことは? 愛犬との快適なカーライフのために

わんことのドライブを楽しむためには、さまざまな準備が必要ですが、なによりわんこがクルマ好きになることが重要です。ホンダアクセス随一の愛犬家にその要点を聞きました。

わんこと出かける「はじめてのドライブ」

 サクラちゃんとメルモちゃんは、飼い主であるご主人様のもとにやってきてはや数年、実は遠出をしたことがありませんでした。ご主人様いわく、わんこ連れのドライブはいろいろと難しく、行動に制約も出るため、ついつい避けていたとか。またそのため、この数年間、家族旅行もできていなかったといいます。

 しかしこの春、ご主人様の家にホンダ「ステップワゴン モデューロX」がやってきました。これを機にご主人様は、サクラちゃんたちといろんなところに出かけるつもりだそうです。

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シーズーのサクラちゃん(左)とチワワのメルモちゃん。少しおとなしいけれど、とても元気な女の子たち(2017年3月8日、佐藤正勝撮影)。

 さっそくクルマで遠出、といきたいところですが、その前に「まずはわんこにクルマそのものを好きになってもらうことが重要です」と、ホンダ車のカスタマイズや純正アクセサリーを製造・販売するホンダアクセス随一の愛犬家である礒野さんはいいます。

「まずは、エンジンをかけずにクルマに乗せるなどし、家のなかと同じようにリラックスできるよう徐々に慣れさせてあげるところから始めるとよいでしょう」

 今回、いろいろとアドバイスをいただいた礒野さんは、自身のクルマも愛犬が快適に過ごせるよう改造し、さらには犬好きが嵩じて「Honda Dog」の企画立ち上げから携わったという、Hondaグループきっての愛犬家です。自身の経験から、次のようにも話します。

「クルマに乗って出かける先が病院ばかりだと、クルマに乗ることすら嫌がるようになります。クルマに乗って行った先に楽しいことがあると、わんこもクルマ好きになってくれます」

 そのようなわけで、しばらく停まったままのクルマに慣らしたのち、まずは近所の公園へ出かけてみました。小型犬のサクラちゃんたちでしたが、もともと「ステップワゴン」の床面は低く、「モデューロX」はスポーティなサスペンションのためさらに15mm低くなっており、乗り降りにはまったく支障がないようです。

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サクラちゃんよりさらに身体の小さいメルモちゃんも、低床仕様の「ステップワゴン モデューロX」なら、らくらく乗り降り可能(2017年3月8日、佐藤正勝撮影)。

 しかしここでひとつ問題が。ご主人様、サクラちゃんたちをクルマのどこに乗せるかで迷ってしまったのです。助手席だと目が届きやすい反面、クルマの急な制動で危険な目に遭わないとも限りません。後ろの床なら安全でしょうが、路面からの振動がダイレクトに伝わるため、あまりリラックスできないかもしれませんし、すぐに目が届きません。このあたり、ほかのご主人様たちはどのようにしているのでしょうか。

「最初のうちは、短いドライブで運転手以外の家族が同乗するとよいでしょう。クルマに慣れるまで、落ち着かないときは身体をなでるなどしてわんこを安心させてあげることが大事です。場所は犬種にもよりますが、たとえばセダンなら運転席の後ろ、3列シートのミニバンなら真ん中の床やシートの上がよいでしょう。ドライバーのひざの上などは、大変危険です」

 同乗者がいないときは、後ろのシートにペットシートマットを敷いて乗せ、車内用のカメラでチェックしていたと礒野さんはいいます。

「ドライバーが後部座席の赤ちゃんの様子を見られるように、というための市販品ですが、もちろん、わんこの様子をうかがうのにも有効です」

 ただし後部席の床面は、クルマによってはエアコンの吹き出し口が近くにあるので注意が必要とのことです。

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「ペットフロアクッション(1万800円)」は路面からの振動を軽減。「ペット車外飛び出し防止リード(3240円より)」でより安全に(2017年3月8日、佐藤正勝撮影)。

 近所へのお出かけを何回か繰り返すと、サクラちゃんもメルモちゃんもすっかりクルマに慣れたようで、今ではドアを開くだけで自ら乗り込むようになりました。ご機嫌にシッポもブンブン振っています。どうやら車内におけるお気に入りのポジションも見つかったようです。

 準備は整いました。それではいよいよ、初めてのロングドライブへ出発です。

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2列目シート用の「ペットシートサークル(2万4840円)」は小型犬なら2匹が入っても余裕の広さ。パイプなどを分解すれば丸洗いも可能(2017年3月8日、佐藤正勝撮影)。

 いまではすっかり車中でもご機嫌のサクラちゃんたちですが、実はメルモちゃんが一度だけ、クルマに酔ってしまったことがありました。「実はわんこもクルマ酔いすることがあるんです」と礒野さんはいいます。

「もちろん個体差はありますし、クルマ酔いの原因も様々ですが、ストレスも一因と考えられます。なのでやはり最初に、いかにクルマに慣れさせるかが大事です。もしもわんこがクルマに酔ってしまったときは、なるべく早くクルマをとめられるところで休ませてあげましょう。車外に出て、少し散歩させてあげるのもいいでしょう」

 幸いメルモちゃんがクルマに酔ったのはその一度きりで、そののち、乗車をいやがる様子もまったく見せません。もしどうしても不安な場合は予防薬の投与も考えた方がいいかもしれませんが、礒野さんの経験では効果は確実ではないそうです。それよりも、食事はクルマに乗る1時間から2時間前に軽めに済ませておく、といったような予防が大事とか。

 また、車内のニオイにも気を配った方がいいでしょう。人間よりはるかに鋭い嗅覚をもつわんこたちです。「強いニオイの芳香剤などはストレスになることも考えられます。なるべく無臭を心掛けたほうがよいでしょう」と礒野さんはいいます。

 そういった意味では、前述のエアコンの送風口にも注意したほうがよさそうです。人間と同じ感覚で至近距離から風を浴びせ続けると、体調悪化の一因になりかねません。

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「ペットシートプラスわん(1万9440円)」なら、メッシュカバーを閉めれば運転中も安心。合皮製「シートカバー」で抜け毛対策も万全に(2017年3月8日、佐藤正勝撮影)。

 さて、クルマは都心部を抜け、東名高速を西に向けひた走り、そろそろ休憩の時間ということで足柄サービスエリアに到着しました。ここにはドッグランもあります。サクラちゃんたちにも外の空気を吸わせてあげましょう。とはいえそこはクルマが行き交う駐車場、実はクルマから降りる際がけっこう危険だと礒野さんはいいます。

「飛び出し防止用のネットをつけていても、ストレスで車外へ飛び出してしまうこともあります。なので車内でもリードでつないでおくほうが安全です。また、そうしたこともあるので、首輪よりもハーネス(胴輪)のほうが安全ですね」

 そんなときに是非活用してほしいのが、リア席シートの座面にある、チャイルドシートの固定に使用するISOFIXバーだと礒野さんはいいます。

「ISOFIXバーは、実はシートを構成するパーツのなかでも頑丈なものなのですが、あまり活用する場面がないので、こういうところで是非使ってください。ヘッドレストのポールなどよりおすすめです」

 また後部ドアの「わくわくゲート」は、左側通行の日本の路上にてわんこが降車の際、車道側へ飛び出させないという利点があります。わんこの移動に荷室を使うときは覚えておきたいポイントです。

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わんこの乗り降りはもちろん、ちょっとした荷物の積み下ろし頻度が高い場合などにその真価を発揮する「わくわくゲート」(2017年3月8日、佐藤正勝撮影)。

 そしていよいよ今日の目的地、「足柄ドッグランCOCO」に到着しました。疲れた様子もなく元気に走るメルモちゃんの姿に、ご主人様も笑顔がこぼれます。サクラちゃんはというと、少し寒かったせいもあるのでしょうが、クルマから出てきませんでした。すっかりクルマ好きになってくれたようですが、ちょっと複雑なご主人様でした。

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「足柄ドッグランCOCO」は、天気がよければ大迫力の富士山が目の前に鎮座するロケーション(2017年3月8日、佐藤正勝撮影)。

「足柄ドッグランCOCO」は、東名高速 御殿場インターから約10分、富士山を間近に望むのどかな農村地帯に位置します。区画ごとに貸切りも可能で、最大630坪をぜいたくに占有することもでき、まる1日、体力の限り、わんこと駆け回ることが可能です。

 ちなみに愛犬家のためのWEBサイト「Honda Dog」では、わんこと楽しめるカフェや宿泊施設などを数多く紹介しています。会員限定のクーポンも発行しているので、さまざまな目的に沿って利用できるでしょう。

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「足柄ドッグランCOCO」の広大な芝生の敷地を駆けるメルモちゃん。あいにく雪がちらついてきたものの、元気いっぱい(2017年3月8日、佐藤正勝撮影)。

 さて、ご主人様とたっぷり遊んだメルモちゃん、帰りの車中はグッスリおねむでした。サクラちゃんもつられておねむ。これにてサクラちゃんメルモちゃんの、はじめてのロングドライブは終了ですが、ご主人様はまだ終われません。愛犬家のドライバーなら誰しも口をそろえて「面倒だ」と嘆く、シート掃除が待っているからです。

 その点、「ステップワゴン」の純正アクセサリーとして販売されている「シートカバー 合皮製(7万7760円)」は、わんこの抜け毛も入り込みにくく、汚れにも強いので掃除もしやすいという、まさに理想的なシートカバーです。さらに、フローリングタイプの「フロアカーペットマット(3万7800円/2、3列目用)」を敷いていればフロアに付く毛も少なくでき、わんことドライブの後始末に悩まされることもぐっと減ることでしょう。

「犬種により毛質や長さ、抜ける量がちがいますから、車内清掃に『これ』という決定版はありません。トライアンドエラーでベストの方法を見つけ出してください」(ホンダアクセス 礒野さん)

 かくして、車内の後始末もささっと済ませたご主人様。スヤスヤ眠るサクラちゃん、メルモちゃんの寝顔を眺めながら、次はどこへドライブに出かけようかと頭を巡らせるのでした。

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社内屈指の愛犬家、ホンダアクセスの礒野さん。左の手元に、「Honda Dog」の「ペットエンブレム(4320円)」が光る(2017年3月7日、乗りものニュース編集部撮影)。

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 ホンダアクセスは、わんことのより快適なドライブのためにセットアップした「ステップワゴン モデューロX」と、高齢犬でも一緒にお出かけを楽しむことをテーマとした愛犬コンセプトカー「FREED+DogCONCEPT」を、2017年3月30日(木)より東京ビッグサイトにて開催される「インターペット~人とペットの豊かな暮らしフェア~」に出展します。また、今回の記事中で紹介したアクセサリーも、実際に手に取って見ることができます。

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「FREED+DogCONCEPT」は、「ビルトインスロープ」(右上)や「オートサイドステップ」(右下)など、わんこのための装備が充実(画像:ホンダアクセス)。

●第7回「インターペット~人とペットの豊かな暮らしフェア~」
・会期:2017年3月30日(木)から4月2日(日)まで(3月30日はビジネスデー)
・会場:東京ビッグサイト
・開場:10時から17時
・入場料:大人(中学生以上)1500円(一般割引事前登録者、割引チラシ持参者は1000円/小学生以下、ペットの来場は無料/障害者手帳所持者および同伴者1名無料)
・主催:一般社団法人ペットフード協会、メサゴ・メッセフランクフルト株式会社

●ホンダアクセス
http://www.honda.co.jp/ACCESS/

●ホンダドッグ
http://www.honda.co.jp/dog/

※本記事中の価格表示はすべて税込。

【了】

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