衝撃!!「日本一のオンボロ駅」に行ってみた 一時は立入禁止も“復活” 「ほんものの古さ」がここに!? 読み込み中... 拡大画像 平成筑豊鉄道の路線図。崎山駅は田川線の駅(画像:平成筑豊鉄道) 拡大画像 崎山駅の駅舎。アプローチする階段は2種類あるが、古い階段は段差が大きすぎるので、新しく増設したように見える(遠藤イヅル撮影) 拡大画像 出入口付近。建物中央に向かって屋根が下がり、柱も曲がっているのがわかる。屋根上には煙突も残る(遠藤イヅル撮影) 拡大画像 駅舎の一部にはツタがからまり、この角度から見ると廃屋のような雰囲気(遠藤イヅル撮影) 拡大画像 正面から見た、駅舎右側部分。窓はアルミサッシに替えられているが、それも決して新しいものではない。外壁も傷んでいる。屋根はブルーシートで応急的に補修されている(遠藤イヅル撮影) 拡大画像 ホーム側からだと、明らかに違う建物がドッキングしている様子がうかがえる(遠藤イヅル撮影) 拡大画像 1956(昭和31)年に駅として開業した際、増設されたと思われる部分。こちらも一部が傾いているが、その様子が出入口側と似ているのが気になる。手前の階段は構内踏切(遠藤イヅル撮影) 拡大画像 鉄柵の改札口。右は切符を回収する集札箱だろうか。なお崎山駅が無人駅となったのは1971(昭和46)年のことだ(遠藤イヅル撮影) 拡大画像 改札口付近。オンボロだが悲壮感はなく現役駅の活気がある。清掃も行き届いている(遠藤イヅル撮影) 拡大画像 洗濯機は使用されておらず、雨樋から集めた雨水を洗濯機に貯水できるようになっていた(遠藤イヅル撮影) 拡大画像 ガラスにへばりついて増設側の駅舎内を写す。内部には古い机などが残るのみだった(遠藤イヅル撮影) 拡大画像 いかにも昭和の駅、というトイレも残る。大便所の扉まで木製なのには驚いた。鉄道模型のグリーンマックスが販売する「トイレの組み立てキット」を彷彿とさせる。大小便器はリニューアルされていない昭和の仕様で、むしろ珍しいのではないか。こちらも清掃が行き届いていた(遠藤イヅル撮影) 拡大画像 駅構内には小さな小屋のような建物が(遠藤イヅル撮影) 拡大画像 「建物財産表 鉄 浴場 建第4号 崎山 駅浴場 昭和39.3」と記されていることから、この小屋は浴場だったと思われる(遠藤イヅル撮影) 拡大画像 浴場の奥には井戸らしき構造物が。覆っていた屋根は崩壊している(遠藤イヅル撮影) 拡大画像 紺色地の板に白い文字、という古い時代の駅名版。昔からのもの、かと思いきや、10年ほど前の写真には見られないので、近年新たに製作され、掛けられたものと思われる(遠藤イヅル撮影) 拡大画像 待合室に掲出されていた時刻表。朝は1時間に2本、それ以外も毎時1本の運転は地方鉄道として十分な本数ではないだろうか(遠藤イヅル撮影) 拡大画像 崎山駅に到着した同鉄道の500形「黒銀(KU RO GI N)」。500形は、400形をベースにレトロ調の内外装を持って2008年に1両のみ製造された。当初は「へいちく浪漫号」を名乗っていたが、2023年に内外装の大幅リニューアルを行い、ロングシートを畳むと自転車を縦に引っ掛けられる構造に変更された(遠藤イヅル撮影) 拡大画像 駅前には「崎山駅設置記念 昭和三十一年八月十一日 崎山区建立」と彫られた記念碑が建つ。モータリゼーション発達前の当時、駅の開業は地域にとって大きな喜びだったに違いない(遠藤イヅル撮影) 拡大画像 崎山駅。窓の位置が高いのは信号場の建物だったゆえか。この建物の前を蒸気機関車の9600形が牽引する石炭貨物列車が行き来していたと思うと、胸が熱くなった(遠藤イヅル撮影) 拡大画像 2面2線の崎山駅を発つ、平成筑豊鉄道の400形。写真の車両(411)は「ちくまるLINEスタンプ号」(遠藤イヅル撮影) 拡大画像 待合室。綺麗に清掃されていて、駅が愛されているのが感じられる。本棚の本は自由に読んでいいようだ(遠藤イヅル撮影) この画像の記事を読む