「個展」は「ライブ」のようなもの 写真は「プリント」で 鉄道写真家がそう思う理由
写真の「個展」とはなんなのか、何を考えて行い、そこにどんな意味があるのか――。「キヤノンギャラリー銀座」で個展開催中の村上悠太さんが語ります。やはり写真は「プリント」で仕上がると考えているそうです。
この記事の目次
・東京銀座と大阪で個展「つなぐ旅-その、日々へ-」をします!
・なぜ写真家は「個展」をひらくのか?
・個展は「ライブ」のようなもの
・ご来場されるいろいろな方々
・写真の仕上げは「プリント」だと思う理由
・オンライン配信も考えたが一瞬だった
【画像枚数】全5枚
東京銀座と大阪で個展「つなぐ旅-その、日々へ-」をします!
みなさんこんにちは! 鉄道写真家の村上悠太です。
これまで僕の撮影内容や、どんな思いで撮影しているかというお話をさせていただきましたが、そうして撮影してきた写真を現在、「キヤノンギャラリー銀座」で2020年9月30日(水)まで、「キヤノンギャラリー大阪」で10月15日(木)から21日(水)まで、「個展」という形で展示しています(銀座・大阪ともに日曜日休館)。
よく行われている写真家の「個展」ですが、そもそもなぜ僕が今回、個展を開催しようと思ったのか、そんなお話をしたいと思います。
なぜ写真家は「個展」をひらくのか?
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Writer: 村上悠太(鉄道写真家)
1987年生まれでJRと同い年、鉄道発祥の地新橋生まれの鉄道写真家。車両はもちろん、鉄道に関わる様々な世界にレンズを向ける。元々乗り鉄なので、車でロケに出かけても時間ができれば車をおいてカメラといっしょに列車旅を楽しんでいる。日本鉄道写真作家協会会員、キヤノンEOS学園講師。
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