爪を高速振動 進めマルチプルタイタンパ 守れ東海道新幹線の要注意点「線路の石」

30年前に発生 「ジオテキバッグ」などの工夫

 この訓練は、JR東海が毎年恒例で行っている大規模訓練「東海道新幹線 総合事故対応訓練」のひとつとして実施されました。ただ、こうした「バラスト流出」を想定した訓練を行うのは、今回が初めてだといいます。

 JR東海 新幹線鉄道事業本部の大山隆幸本部長によると、東海道新幹線でのバラスト流出は30年前、1990(平成2)年9月の台風以来、発生していないそうですが、近ごろ豪雨災害が増えていることから今回、その復旧訓練を実施したそうです。

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ネットにバラストをつめた「ジオテキバッグ」(2020年11月5日、恵 知仁撮影)。

 なお東海道新幹線では、線路のバラストの横や内部に、ネット状の袋にバラストをつめた「ジオテキバッグ」、簡単にいえば土嚢のようなものを設置して杭で止める、またバラスト軌道の脇にコンクリート板で壁をつくるといった、バラスト軌道の強度を高める工夫をしているそうです。

【了】

【写真】爪を高速振動で突き刺せ!震える「マルチプルタイタンパ」の必殺技

Writer: 恵 知仁(鉄道ライター)

鉄道を中心に、飛行機や船といった「乗りもの」全般やその旅について、取材や記事制作、写真撮影、書籍執筆などを手がける。日本の鉄道はJR線、私鉄線ともすべて乗車済み(完乗)。2級小型船舶免許所持。鉄道ライター/乗りものライター。

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