引退してしまうのか? 「Pトップ」と呼ばれる機関車 かつてはブルトレけん引機のエース

かつてはブルートレインをけん引したJR東日本高崎車両センターのEF65形501号機。いまでは唯一残るEF65形500番台の電気機関車ですが、新型砕石輸送気動車のGV-E197系が導入されることにより引退してしまうかもしれません。

唯一残るEF65形500番台

 JR東日本のEF65形電気機関車が1両、まもなく消えてしまうかもしれません。その機関車とは高崎車両センターに配置されているEF65形501号機です。

 EF65形501号機は、EF65形一般形(0番台)をベースに20系客車けん引用の機器を追加した500番台として1965(昭和40)年6月に登場しました。旅客(Passenger)用ということでP形とも呼ばれ、501号機はP形の第1号機でもあることから、鉄道ファンからは「Pトップ」の愛称で親しまれています。

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東北本線で団体臨時列車の12系客車をけん引するEF65形501号機(1990年4月、伊藤真悟撮影)。

 501号機は当時の東京機関区に配置され、それまで東京~下関間でEF60形500番台が担当していた寝台特急「あさかぜ」「富士」などのブルートレインを1965年10月からけん引するようになり、1978(昭和53)年にEF65形1000番台にけん引機が変わるまで東海道・山陽本線のエースとして君臨しました。

 その後同機は下関運転所→沼津機関区→東京機関区→高崎第二機関区と転属し、1987(昭和62)年4月1日の国鉄分割民営化でJR東日本高崎運転所(現在の高崎車両センター)に配置され、いまは快速「EL碓氷」などの臨時列車や砕石輸送の工事列車などに使われています。

 そのようななか、JR東日本は2021年1月19日(火)に新型砕石輸送気動車のGV-E197系を高崎エリアで先行投入と発表。501号機の去就が注目されています。

 EF65形500番台は501~512・527~531・535~542号機のP形と、513~526・532~534号機のF形(貨物用)の計42両が登場しましたが(535~542号機の8両は一般形からの改造)、現在残るのは501号機たった1両のみです。

【了】

【写真】 EF65形1000番台に置き換わる直前の500番台けん引ブルトレ

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コメント

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3件のコメント

  1. 漢字が違います。 
    番台と漢字にすると 風呂屋の番台

    車輌の番号のは番代

    台 ではなく 代 です。

    鉄道模型の天賞堂さんのホームページや製品などは 番代 になっています。

  2. EF65型って貫通路無しバージョンのほうがカッコイイな。

  3. ブルトレブームで日本の鉄道が輝いていた頃の主役です。文化財です。
    お願いだから廃車解体するくらいだったら鉄博に展示するか地方私鉄に無償譲渡してあげてください、JR御担当者様。