JR「えきねっと」コンビニ・銀行支払い対応へ ポイントは「JRE POINT」に統合

現金利用が可能になってさらに便利に。

クレジット決済以外にも対応

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「はやぶさ」などに使われるE5系(2011年11月、恵 知仁撮影)。

 JR東日本は2021年4月13日(火)、JRの列車予約サービス「えきねっと」を6月27日(金)にリニューアルすると発表しました。

 新しい「えきねっと」では、支払い方法がクレジットカードに加え、コンビニ支払いやATM支払い、駅の券売機や窓口での支払いが可能になります。

 また、きっぷの受け取りに発券用QRコードが利用でき、複数名の予約でも別々のQRコードで個々に最寄り駅で発券することができます。

 さらに、予約画面も一新し、経路検索からプラン選択、予約完了までが以前にくらべスムーズ化されています。また、JR北海道では初めて、在来線特急でチケットレス特急券を設定。札幌~岩見沢・苫小牧間で利用可能になります。

 あわせて、「えきねっと」の利用でJR東日本のポイント「JRE POINT」が貯まるようになります。新幹線の指定席のeチケット購入金額の最大2%、チケットレスを利用すると最大5%が付与されるほか、「ビューカード」の使用でさらに付与率が高まります。

 貯まった「JRE POINT」は、eチケットならびにチケットレス乗車券または、グリーン車やグランクラスへのアップグレードに利用することができます。

 なお、今回のリニューアルに伴い、「えきねっとポイントサービス」は8月31日で終了となります。余ったえきねっとポイントは、事前にJRE POINTへの交換が必要です。またリニューアルにあたりメンテナンスが実施されるため、6月26日20時から翌27日5時まで、サービスが利用できなくなります。 

【了】

【「JRE POINT」の付与率と利用先】

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コメント

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1件のコメント

  1. ありがとうございます。ついに「えきねっと」も現金決済解禁になりましたね。ただ、トクだ値シリーズや新幹線eチケットなどは、これまで通りクレカ決済限定だろうと思っていたら、これらも現金決済が可能になるそうです(ただし駅[券売機を含む]での決済は不可)。ただ、在来線特急券のチケットレスサービスについては、これまで通りクレカ決済限定になります(現行どおり)。あと、ちょっとした事だけど、今回のモデルチェンジで新幹線eチケットで直通しない新幹線どうしの乗り換え(例えば金沢駅から仙台駅までの場合、大宮駅で必ず乗り換えが発生し、それぞれ別々に購入かつ、一度大宮駅で改札を出て、再入場しなければならなかった)でのチケットが一括で購入可能になるのも改善でありますね。今回の現金決済解禁などのモデルチェンジで割引切符の販売がオンラインによるネット販売限定(つまり、えきねっと限定発売)が大幅に増えると思います。実際に既に現金決済を解禁しているe5489(JR西日本)やJR九州インターネットサービスでは、駅販売の割引切符の大規模縮小や、これまで駅での販売の割引切符がオンライン販売に移行するなどが相次いでいます。JR東日本/北海道の割引切符の発売窓口がすべてオンライン(モデルチェンジ後のえきねっと)になるでしょう。