諸元表「京急電鉄1000形電車1890番台」

京急電鉄が新たに導入した1000形電車1890番台。ロングシートとクロスシートに切り替え可能な自動回転式シートを採用し、全座席にコンセントを設置。車内にはバリアフリー対応の洋式トイレ・男性用トイレも。いずれも京急電鉄では初の採用です。

2021年5月6日から営業運転開始

 京急電鉄が車内設備を一新した1000形電車1890番台を新造しました。座席指定列車や貸切イベント列車に対応したもので、座席はロングシートとクロスシートに切り替え可能な自動回転式シートを採用。全座席にコンセントを設置しています。2号車にはバリアフリー対応の洋式トイレ、3号車に男性用トイレを設けており、いずれも京急電鉄では初めての採用です。さらに先頭車の1号車と4号車は、運転席後ろに「前面展望席」が復活しています。

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4両編成2本が導入された京急電鉄1000形1890番台。写真は1892-1編成(2021年4月24日、伊藤真悟撮影)。

 今回導入したのは4両編成2本。2021年5月6日(火)に座席指定列車「モーニング・ウィング3号」でのデビューを予定しています。

主要諸元表(京急電鉄1000形電車1890番台)

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京急電鉄1000形1890番台の編成図(乗りものニュース編集部作成)。

■車種・編成

ステンレス製2軸ボギー電動客車および付随客車/4両編成(2M2T)

■自重(t)

Muc2 34.5

Tuv2 30.5

Tpsv2 33.0

Msc2 34.5

■定員(人)

Muc2 101

Tuv2 107

Tpsv2 111

Msc2 101

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クロスシート状態とした1891-4(Msc2)の客室内(2021年4月15日、恵 知仁撮影)。

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