首都高の入口「ETC専用化」へ 2023年度までに30か所程度 ETC利用率98%目指す
既存の入口をETC専用にします!
中期経営計画で示された目標
首都高速道路は2021年4月28日(水)、今年度から3年間の中期経営計画を発表、そのなかで、「ETC専用化」の推進目標を打ち出しました。
首都高のETC専用入口は現在、2020年に整備された馬場入口(K7横浜北線)のみですが、これを2023年度までに30か所程度へ拡大、また首都高におけるETC利用率も98%まで引き上げるといいます。
ETC専用の入口を新設するのではなく、既存の入口をETC専用にするといい、対象となる入口は現在検討中だそうです。なお、30か所というのは首都高の全入口の約17%にあたります。
これにともない、非ETC車へのETC車載器導入支援なども実施するとともに、入口でリモート案内を可能とするカメラやモニターなどの整備も推進するとのこと。また、「社会・経済状況に応じた機動的な料金」など、新たな料金施策の検討も進めるということです。
高速道路のETC専用化をめぐっては、2020年に国が「都市部においては5年で概成」との目標を掲げています。首都高速道路もこれに対応するとしています。
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一般レーンが自動化してる入口や本線料金所より手前にある入口(幸浦・高井戸・目黒線 白金以西)はETC専用化の対象外になりそうな感じがしますね。