世界最大の飛行機「ストラトローンチ」再び空へ 2年ぶり 双頭竜ばりの規格外ルックス

全幅117mって……!

「空飛ぶロケット発射台」として開発

 ストラトローンチ・システムズ社の公式Twitterは、現地時間2021年4月29日(木)、同社の手掛ける世界最大級の飛行機「ストラトローンチ(Stratolaunch)」が、テストフライトを実施、無事に着陸したと投稿しています。

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世界最大級の飛行機「ストラトローンチ」(画像:Stratolaunch公式Twitter)。

 ストラトローンチは、「空飛ぶロケット発射台」として開発された飛行機で、初飛行は2019年4月でした。この機は、いわゆる1つの機体に2つの胴体がついた「双胴機」のスタイルをもちます。これは、胴体のあいだのスペースに、ロケットなどを搭載するためです。全長は約73m、全幅は飛行機としては世界最大となる約117m。エンジンは6基搭載しており、大きさ、その形とともに唯一無二の飛行機といえるでしょう。

 航空機追跡サイト「フライトレーダー24」によると、今回のフライトは2度目で、2019年以来、約2年ぶりとのことです。なおテストフライトは、ストラトローンチ・システムズの拠点であり、退役した旅客機の安置場所として世界的に知られるカリフォルニア州のモハーヴェ空港で実施されています。

【了】

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