昭和に全振り大改装「西武園ゆうえんち」乗りものもスゴイ! 懐かし電車にオート三輪走る街
園内の汽車も往時のレトロ車に
乗りものといえば、遊具にも変化がありました。ハローキティが主役の「メルヘンタウン」は手塚治虫作品のキャラクターをテーマにした「レッツゴー!レオランド」にリニューアル。その中でローラーコースターは、ハローキティが先導するデザインの「エンジェルコースター」から、流線型の「アトムの月面旅行」に生まれ変わりました。
敷地内を一周するミニ汽車「ハローキティトレイン」は、「ジャングル大帝」のキャラクターのストーリー仕立てになっている「レオとライヤの夕日列車」へリニューアル。走行車両は、東京都練馬区の「としまえん」で1966(昭和41)年から2020年の閉園まで活躍していた「ウエスタンシルバー 265号車」が移籍し運用されています。
リニューアルした西武園ゆうえんちの最大の目玉であるライド・アトラクション「ゴジラ・ザ・ライド 大怪獣頂上決戦」もやはり、乗りもの好きとしては見逃せません。1960年代東京の市街地を舞台に怪獣たちの襲撃から逃げ回るノンストップの臨場感は言わずもがな、爆風に煽られて飛んでくるのは……この先はお楽しみに。
アクセス列車「レオライナー」もレトロ仕様に
西武園ゆうえんちへのアクセス路線である新交通システムの西武山口線、通称「レオライナー」の車両も、リニューアルオープンに合わせ、1960年代当時の西武の電車の塗色を模した、茶色と黄色のレトロなデザインになっています。
なお、リニューアル後の西武園ゆうえんちのエントランスは、西武山口線の西武園ゆうえんち駅(旧・遊園地西駅)に一本化され、西武多摩湖線の終点・多摩湖駅(旧・西武遊園地駅)からは直接アクセスはできなくなっている点に注意ください。
【了】
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