バイク王国タイから上陸2年「GPX」コスパよすぎ? 初めてのバイクにぴったりかも

バイクといえば、国産ならホンダ、ヤマハ、スズキ、カワサキの4大メーカー、海外であればハーレーやトライアンフなどが世界中で主流です。そうしたなか、約2年前に日本へ上陸してきたタイの新進気鋭バイクメーカー「GPX」が、ラインアップを拡げています。

バイク王国タイで躍進を続ける「GPX」

 2019年に日本へ上陸した「GPX」というバイクメーカーをご存知でしょうか。タイで2007(平成19)年に創業した、比較的新しいバイクメーカーです。

 バイク王国と言われるタイですが、国産のバイクメーカーはGPXが初めて。同国ではホンダをはじめとする日系ブランドが圧倒的人気を誇ってきましたが、GPXは創業からわずか10数年でバイク市場を席巻。タイのブランド別のバイク新規登録台数では3位に食い込むなど躍進しています。

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GPX「LEGEND150S」(画像:GPX Japan)。

 2019年の日本上陸時は3機種でのスタートでしたが、2021年現在、ラインナップは7台まで増加しています。タイでは125ccから150ccの軽量バイクが主流となっているためか、日本でのGPXのラインナップも、初心者が扱いやすい軽量バイクがメインとなっています。では、どのような機種があるのでしょうか。

 まずはスポーツスタイルバイク「DEMON150GR FI」。

 このモデルは、もともとGPXで 販売されていた「DEMON150GR」に、「EFI(Electronic Fuel Injection)」システムという新技術を導入し、より少ない燃料消費を実現した改良型です。シート高は780mmと低く、車両重量も133kgと軽量。小柄な人や女性でも気軽に乗れる1台です。価格は40万4800円(税込、以下同)と、国内の150ccバイクと比べても比較的安い価格で販売されています。

 続いて、「LEGEND150S」。

 こちらは先程のデーモンとは一転して、古き良きクラシカルな1台です。最近では装備するモデルが減ってきたヘルメットホルダーが標準搭載されているのも特徴。置き所に困るヘルメットの収納も手軽にできる親切設計です。

 そして、この「LEGEND150S」最大の特徴とも言えるのが価格です。マットブラックが28万6000円から、ホワイトが30万2500円からです(いずれも税込)。40万前後が当たり前の150ccバイクにおいて、20万円台というのはなかなか衝撃的。

 女性でも乗りやすいサイズ感に、手ごろな価格。125ccや150ccのバイクが日本でも人気となるなかで、初めてバイクを買う人にも、GPXは魅力的な選択肢となり得るのではないでしょうか。

【了】

【かっけえ!】GPXのラインアップを画像でチェック!

Writer: 山崎大悟

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