ボーイングが振り返る「ジャンボジェット」最終タイプの歴史とは 「747-8F」納入100機到達!
やっぱりデカくて華がある!
100機目はUPS航空へ
アメリカの航空機メーカー、ボーイング社の公式Twitterが、「ジャンボジェット」の愛称を持つ、ボーイング747-8F(Fは貨物型を示す「フレイター」の略)貨物機の100機目を、アメリカの貨物航空会社であるUPS航空へ納入したと、2021年10月に投稿しました。
100機目の納入にともなって、ボーイング社の公式Twitterアカウントは、これまでの747-8Fの歩みを紹介。列記されているエピソードは次のようなものです。
・2017年12月、シルクウェイ航空が同モデル史上最長のフライトを実施。アゼルバイジャン~ブラジル間を15時間3分飛行。
・NCA(日本貨物航空)は現在、使用する機体を747-8Fに統一している。
・大韓航空は747-8Fと旅客型の747-8ICを保有する唯一の航空会社。
・747-8Fの最大のオペレーターはアトラス航空。
747-8Fは2010(平成24)年に初飛行。半世紀以上の歴史を持つボーイング747シリーズでもっとも新しい派生型で、従来機である「747-400」とくらべ、約5.7mの胴体を大型化するなどの設計変更が図られました。なおボーイング社は2022年をもって747-8Fの生産終了を発表済み。このタイプが、「ジャンボジェット」シリーズの最終モデルとなる見通しです。
【了】
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