成田にほんとにあった世界唯一の「ジャンボ機丸洗いマシーン」 そのトホホな顛末
航空機の機体の外装は、今も手作業で洗われます。洗車機、家電なども全自動のものが多くなっていますが、実はかつて、飛行機用の自動洗機装置が成田空港にありました。なぜ撤去になってしまったのでしょうか。
効率よく安全にフライトするため飛行機を「洗浄」
マイカーを洗車するとき、最初は手で洗いますが、いつの間にかクルマに乗ったまま洗える洗車機の列に並んでいた……という人もいるでしょう。では、航空機の外装は洗われるのでしょうか。洗うとすれば、どのような洗浄方法なのでしょうか。
航空会社で運航されている航空機は、クルマと同じように、機体を洗浄します。もちろんこの狙いは、機体をきれいに保つことで、航空会社のイメージをよくするためというのもあります。
ANA(全日空)が1990年代に飛ばしていた、クジラをモチーフにした特別塗装機「マリンジャンボ」では、きれいな外観に保つためのスペシャルチームが組まれた、なんてウワサも私(種山雅夫、元航空科学博物館展示部長 学芸員)は聞いたことがあります。
しかし、航空機の洗浄にはそれだけではない理由があります。実はこの作業、大事な機体整備の一環です。航空機は空中で塵やほこり、雨などを機体に浴びます。機体をきれいに洗うことでそれらが取り除かれ、表面や翼面が滑らかになります。このことで、空気抵抗が減り、燃費の向上などにつながるのです。
また、エンジン、車輪(脚)の引き込み部分、動翼などの可動部分をきれいにしておけば、表面に染み出る油などを発見しやすくなり、定期的な整備の時だけでなく、フライト前のチェックで、小さな異変に気が付きやすくなるという効果も期待できるでしょう。
そしてその方法ですが、実は原則として、航空機の洗浄はすべて手作業。エアバスA380型機のような巨大機であっても機械は使わないため、労力もそれ相応です。電車やクルマなどには機械式洗車機があるのに、なぜ航空機にはそのような装置はないのでしょうか。
実はかつて、機械化の波に乗って、飛行機の自動洗機装置を開発しようという流れがあり、そして、世界唯一の洗浄機が実際に成田空港(当時は新東京国際空港)に設置されていたことがありました。
海上を低空で飛ぶP-3Cは帰投すると水を浴びて塩分を落とす。
エプロンの手前の地面から水を噴出し、ペラを回していればほぼ機体全体に行き渡るそう。
ジェット化されたP-1だと手洗いかな?
作者のコメントの、
「車機の例でいうと筆者も自家用車を持っていますが、車検の時に洗ってもらう以外は、基本的に雨にお任せしています」
意味不明ですね、車検時以外車を洗わないって、どんだけ汚い車?
じつは、車を持っていないのでは?とおもってしまいます。
洗車の頻度は人の勝手だけど見るからに蛇足だな。
たしかに蛇足だな。
飛行機と全く関係ないとこだけわざわざ言及してコメント残すとか、雨で車は汚れます。はどれだけ暇なんだか