独フリゲート「バイエルン」東京お台場へ ドイツ軍艦来日は約20年ぶり
海自護衛艦「さみだれ」の先導で東京湾へ。
寄港前に駿河湾で富士山バックに記念撮影
ドイツ海軍のフリゲート「バイエルン」が2021年11月5日(金)、東京港に入り、江東区青海にある東京国際クルーズターミナルに接岸しました。
フリゲート「バイエルン」はブランデンブルク級フリゲートの3番艦として1996(平成8)年6月に就役した艦で、満載排水量は4500トン、全長は138.85m、乗員数は約230名。ガスタービンエンジンとディーゼルエンジンの両方を搭載し、最大速力は約30ノット(55.6km/h)を発揮します。主武装は76mm単装速射砲1基、27mm機関砲2基、「ハープーン」対艦ミサイルや各種対空ミサイル、連装短魚雷発射管などで、このほかに艦載ヘリコプターの運用能力も有しています。
8月2日に北海に面した港町ウィルヘルムスハーフェンを出発した「バイエルン」は、地中海からスエズ運河を抜けインド洋を横断、オーストラリアやグアムなどに立ち寄りながら航海してきました。
防衛省の説明では、11月4日(木)から5日(金)にかけて日本南方の太平洋上において海上自衛隊と合同訓練を行い、その後、東京に来航したとのこと。なお、航行中の駿河湾では、富士山をバックに乗員たちが写真撮影する様子を、公式Twitter(ツイッター)で公開しています。
ドイツ軍艦が日本の港へ寄港するのは約20年ぶりであり、今回の「バイエルン」寄港に合わせて、ドイツ連邦軍総監およびドイツ海軍総監も来日しています。
【了】
連装単魚雷発射管→短魚雷、ですね。
東京国際クルーズターミナル・・・まだ入れないから寄りで撮影できない(泣