西武電車を生み出した「所沢車両工場」跡地開発に着手 駐車場1700台の大型商業施設に

長らく広大な土地が広がっていました。

所沢車両工場跡地の開発着手

 西武線の所沢駅西口駅前、西武デパートの裏の広大な土地の開発がついに始まります。西武ホールディングスは2022年10月28日(金)、「所沢駅西口開発計画」の事業内容を発表しました。11月に着工予定です。

Large 221028 tokoro 01

拡大画像

所沢駅の左側に開発用地が拡がる。かつての所沢車両工場(画像:Google)。

 この場所にはかつて、西武所沢車両工場がありました。戦後まもなく操業を開始した西武鉄道の自前の車両工場でしたが、2000(平成12)年に閉鎖されています。

 開発計画の敷地面積は約3万4000平方メートル。ここに7階建ての“広域集客型商業施設”を建設します。店舗面積は約4万3000平方メートル、約150店舗が入居し、約1700台収容の駐車場を備えます。西武グループと住友商事グループが共同で開発します。

 開業は2024年が予定されています。

※一部修正しました(10/28 16時42分)

【了】

【画像】施設の完成イメージ/車両工場があった頃

最新記事

コメント

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleのプライバシーポリシー利用規約が適用されます。