北九州市街地を高架でパス 国道3号「黒崎バイパス」ランプ開通へ大詰め 車線切り回し実施

「無料の都市高速」みたいなバイパスです。

黒崎バイパスのランプ工事が大詰め

 国土交通省 北九州国道事務所は2022年11月2日、国道3号「黒崎バイパス」について、工事のため一部箇所の通行方法が変更になると発表しました。変更は12月1日(木)5時に実施されます。

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中央が黒崎バイパスの高架。JR線や筑豊電鉄の北側に並行する。黒崎駅付近(画像:Google)。

 黒崎バイパスは、国道3号のうち北九州市街地の八幡駅、黒崎駅、陣原(じんのはる)駅付近にかけて、JR線を挟んで北側に並行する高架のバイパスです。混雑区間を一挙にパスするルートとして期待されていますが、いま東側の末端は北九州都市高速5号線に直結するのみ、西側の国道3号に接続する陣原ランプは出口ランプ(オフランプ)のみを暫定的に上下線で供用しています。

 2022年度内に、東側の末端で国道3号に接続する「春の町ランプ」と、陣原ランプのオンランプが開通する予定で、それに向け今回、2か所で通行位置が変更になります。

 都市高速~前田ランプ間は、中央分離帯工事のため、都市高速方面の車線を北寄りに切り替え、春の町ランプ接続後の線形に近い形になります。

 陣原ランプは出口はほぼ変わらず、入口の位置が黒崎寄りに変更。本来の入口ランプが一部供用となります。

 北九州国道事務所は、「今後も夜間通行止めや通行方法の変更を行いますので、その際は改めてお知らせいたします」としています。

 ちなみに、国道3号やJR線に並行する筑豊電鉄では、黒崎バイパス関連工事のため西黒崎駅が2021年10月から4年間、休止となっています。

【了】

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