国道163号「精華拡幅」ついに高架部開通へ 関西の東西幹線 事故多発ポイントをパス
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事故多発ポイントを避けた高架のショートカットルート開通
国土交通省 京都国道事務所が整備を進めている国道163号「精華拡幅」の一環として、京都府精華町の府道奈良精華線をまたぐ高架部が2022年12月12日に開通します。
国道163号は大阪と三重の津を最短距離で結ぶ東西の幹線で、京奈和道とも連絡しています。近年改良が進められており、うち「精華拡幅」は、奈良県生駒市と京都府精華町の境界から、南に進路を変える木津川市の川ノ尻交差点までの4.6kmで、バイパス道路の整備と現道拡幅を進めるものです。
このうち、163号と府道奈良精華線が交わる精華町乾谷地区では死亡事故率が京都府平均の4倍と高いことから、山田川沿いの現道の北に0.7kmのショートカットルートを整備。これまで3度の交通切り替えを経て、次の4度目でいよいよ高架の本線部が開通となります。
今後は高架の北側の側道ならびに山田川に沿う旧道の整備を進めます。完成は、2023年春の予定です。
【了】
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