日米合同の新たな情報機関「日米共同情報分析組織:BIAC」運用スタート 横田基地

日米ともに無人偵察機の日本国内での運用もスタート。

日米にとって初のリアルタイム情報共有部門

 防衛省・統合幕僚監部は2022年11月29日(火)、東京都内の横田基地において「日米共同情報分析組織(Bilateral Information Analysis Cell:BIAC)」の運用開始式典を実施したと発表しました。

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日米共同情報分析組織(BIAC)の運用開始式典でテープカットを行う防衛省・統合幕僚監部の鈴木康彦統合幕僚副長(向かって左)と、在日米軍兼第5空軍司令官のリッキー・ラップ空軍中将(画像:統合幕僚監部)。

 この組織はアメリカ軍と共同運用するもので、任務は日米の情報収集アセットが収集した情報を共同で分析することだそう。

 横田基地はアメリカ軍と航空自衛隊の双方が基地を置いており、なおかつ在日米軍司令部やアメリカ空軍の第5空軍司令部、航空自衛隊の航空総隊司令部、日米共同統合作戦調整センターなどが置かれています。

 式典には日本側から鈴木康彦統合幕僚副長が、アメリカ側からはリッキー・ラップ在日米軍兼第5空軍司令官が参列し、テープカットを行っています。なお在日米軍の説明によると、BIACは自衛隊とアメリカ軍のあいだに開設された、初のリアルタイム情報共有部門とのことです。

【了】

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