青春18きっぷ旅の友?生き残る「長旅普通列車」最も長時間走り続ける鈍行はどこか

日本全国の普通列車で、始発駅から終点まで最も長時間かかる列車はどこを走っているのでしょうか。乗車時間5時間を超える列車をピックアップして紹介します。

5時間を超える「ロングラン列車」

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土讃線の気動車(画像:写真AC)。

 青春18きっぷによる旅行では、生活利用にとどまらない、普通列車による長時間乗車という「非日常」を体感できるのも楽しみのひとつです(修行という見方もありますが)。2022年度の冬、特急や新幹線などをのぞいた日本全国の普通列車で、始発駅から終点まで最も長時間かかる列車はどこを走っているのでしょうか。今回は乗車時間5時間を超える列車をピックアップします。

●飯田線(JR東海):上諏訪9:22→豊橋16:16(6時間54分)、豊橋10:42→岡谷17:33(6時間51分)
「キングオブローカル線」とも言われる飯田線。93駅間、195.7kmを延々と走り通す列車が1日数往復運行されています。途中で特に長時間停車があるわけでもなく(最大で8分待ち)、各駅にチマチマと停車していくだけで7時間近くがかかるのです。

●宗谷本線(JR北海道):旭川6:03→稚内12:07(6時間4分)
 日本最北端をゆく、同じく「キングオブローカル線」である宗谷本線。39駅間、259.4kmを走りとおす列車は、現在稚内方面の始発1便のみとなっています。かつてはもっと駅がありましたが、JR民営化後20駅近くが廃止され、時刻表の当該路線欄もずいぶん寂しくなってしまいました。

【地図】2022年度版「長時間列車」トップ5

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コメント

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5件のコメント

  1. 機関車で牽引しない列車に鈍行というのは相応しくない。
    機関車牽引の列車は引き起こしに時間が掛かり加速度が低いことから鈍行と呼ばれたものである。

    • もし「鉄」氏の御説が正しいなら、かつてのブルートレインも「鈍行」と呼ばれなければならなくなりますね。

  2. >現在は三原・岩国で運行体系が完全に分断されてしまい
    いや岩国を超えて徳山に発着する列車が下り2本・上り1本ありますので「完全に」ではないです。
    ちなみに1本については糸崎発徳山行ですので三原駅も越えます(糸崎を広義の三原駅と解釈している?)。

    • 三原についても三原駅から山陽下り方面に向かう列車はすべて糸崎始発ですし、上り始発を三原と糸崎駅で分け合っておりクリアに三原で切れているわけでもなく。そこは糸崎(+三原)とするのがおおむね無難ではないかと。

    • アスペ鉄ヲタ特有の揚げ足とりとかいらんのよ