九州道~合志「大津熊本道路」に土地収用法適用へ 熊本~大分「中九州横断道」全通へ加速

JR豊肥本線の高速道路版とも言うべき計画路線です。

「熊本北JCT」から分岐

Large 20230219 01
渋滞する市街地の国道57号(画像:国土交通省)。

 国土交通省 熊本河川国道事務所は2023年2月15日(水)、熊本市と大分市をつなぐ予定の「中九州横断道路」について、九州道に接続する9.1kmの事業工区「大津熊本道路」(合志~熊本)が都市計画事業の事業承認を受けたと発表しました。

 中九州横断道路は、熊本市と大分市を直結する全長約120kmの高速道路計画。九州道の熊本北JCT(仮)から東九州道の大分宮河内ICにつながる予定です。ルートはおおよそJR豊肥本線と並行しています。

 今回「都市計画事業承認」となるのは、その熊本市側の9.1km。九州道から分岐し、西合志ICを経て、合志ICへ到達します。そこからさらに先の大津西ICまで、国庫事業化は2020年に行われ、すでに事業が進められています。

 

 都市計画法では、第59条に基づいて「都市計画事業承認」が告示されると、土地収用法の規定が適用されるようになります。道路事業でこの手続きが毎回行われるわけでなく、今回の区間が「円滑かつ着実な事業実施を図るため」、スピーディに整備を進めるべき計画だと国が認識していることになります。

 熊本県内では大津~阿蘇西の「国道57号北側復旧ルート」(延長13km)が開通し、内陸部の「滝室坂道路」(延長6.3km)とその先の県境部「竹田阿蘇道路」(延長22.5km)で事業が進行中です。大津町内と阿蘇~滝室坂の約15kmはまだ概略ルートの決定待ちの状況です。

 大分への直結ルートとして期待される中九州横断道路ですが、今回の工区はほかに、合志市内に点在する工業団地から九州道や熊本市内へ直結する高速ルートが生まれることとなり、さらなる活性化への期待もあります。

【了】

【「中九州横断道路」ルートと工事状況】

最新記事

コメント

記事ランキング

  1. 「USB挿しっぱ」でクルマが“故障”する? 三菱公式の投稿にSNS騒然 「一体ナゼ?」「これマジで起きるよ」
  2. 海自潜水艦 アメリカ海軍の“歴戦の揚陸艦”を標的に魚雷発射! 実弾演習で巨大な水柱があがる瞬間を公開
  3. 都市に迫るロシア軍の「弾道ミサイル」が“空中で木っ端みじん”になる瞬間をウクライナ軍が公開 追尾から撃墜まで詳細に
  4. バス運転士「辞めないで」 東京都が“給与の手当”を10年間補助! 独自の定着支援で「路線廃止」を防ぐ
  5. 海自「イージス艦の相棒」が火を噴いた!ミサイル発射の瞬間を防衛省が公開 “強力な防空能力”を持つ汎用護衛艦
  1. 家族が「SSSS航空券」を引き当ててしまった…! 乗る前から“異変” 保安検査員も「Oh…」 誰でも起こり得る“緊迫の一部始終”
  2. あと1年足らずで「現金でバス乗れなくなります」 全路線“完全キャッシュレス化”疑問に応えるサイト開設 京王バス
  3. ETCの手前で「ガシャン!」高速入口に吊るされた「黄色い鎖」の正体は? 傷つく覚悟で“あえてぶつける”超アナログな理由
  4. ロシア軍の爆撃機が「真っ逆さまに墜落」 地上に激突する瞬間を捉えた映像が公開 “巨大な黒煙”が立ち上る
  5. 航行中の護衛艦「かが」の周辺に「巨大な海洋生物」が出現! 艦艇勤務ならではの光景を海自公式が公開