東海道新幹線の「車内喫煙ルーム」全て廃止へ 跡地はどうなる?
ついに廃止されます。
2024年春に「車内喫煙ルーム」を廃止
JR東海とJR西日本、JR九州は2023年10月17日(火)、新幹線の車内喫煙ルームを2024年春に廃止すると発表しました。対象は東海道・山陽・九州新幹線の車両です。
現在、東海道・山陽新幹線の16両編成は3・10・15号車、山陽・九州新幹線の8両編成は3・7号車に喫煙ルームが設置されています。JR東海は、近年の健康増進志向の高まりや喫煙率の低下を踏まえ、喫煙ルームを全て廃止することになったといいます。
喫煙ルームの廃止後は、そこに非常用飲料水を配備し、災害などへの対応力を強化する方針。駅以外の場所で長時間停車せざるを得ない状況になった場合に、利用者に配布することを想定しているそうです。
なお、駅の喫煙ルームについても、JR西日本は新倉敷、新尾道、三原、東広島、新岩国、徳山、厚狭、新下関の各駅で廃止するとしています。JR東海、JR九州は変更ないということです。
【了】
JR西日本によれば各駅で廃止するのは床・壁などで区画せず、灰皿のみを設置している喫煙可能な箇
所「喫煙コーナー」であり、「喫煙ルーム」という表現では誤解を招くかと思われます。