衝撃映像!恐怖の「ながら運転」相変わらず多発する「工事箇所に突っ込むクルマ」にNEXCO緊急喚起

やっぱり減らない「高速でのながら運転」です。

各社SNSで注意喚起を継続

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NEXCO東日本の注意喚起ポスターより。実際に発生した工事規制区域内への衝突事故。

 NEXCO中日本 八王子支社は、2023年11月27日(月)に公式SNSで「ながら運転厳禁!」という投稿をおこないました。

 添付された動画には、高速道路で工事のため車線を減少させているところ、車線減少に気づかずにバリケードへ突っ込んでくるトラックや乗用車の衝撃的な映像が。バリケードに取りつけられたカメラの目線では、まっすぐこちらへ向かってくるトラックに思わず目を背けそうになります。

 こういった衝突事故は全国で多発しており、NEXCO中日本管内では2016年度から46件→103件→149件と3年連続で急増。ことし6月に東京支社が公式SNSで衝突のようすをとらえた動画を公開し、話題となっています。またことし7月にはNEXCO東日本の社長が会見で「年々、増加傾向にあります」と異例の注意喚起。2021年には作業員が巻き込まれる死亡事故も発生しています。

 八王子支社は事故の原因の多くとして「運転支援機能を過信した前方不注意や、スマートフォンを見ながらの『ながら運転』によるものと考えられます」としています。

 なお、「ながらスマホ」は2019年に罰則が強化。政府は「政府広報オンライン」で「やめよう!運転中の『ながらスマホ』違反すると一発免停も!」と注意喚起しています。

 道路交通法では「ながらスマホをした場合」と「さらに事故まで起こした場合」の2段階の罰則があります。後者だと、1年以下の懲役または30万円以下の罰金となり、即免停。警察庁によればこの法律改正で、2020年にはながらスマホの案件が半分以下に激減したそうですが、街なかよりスムーズに運転できる高速道路では、逆に気のゆるみが発生しやすいのかもしれません。 

【了】

【画像】これがグチャグチャに大破した「工事規制激突車両」です

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