「復活開業したJRローカル線」の駅が超変化!? 異色の「ホーム構造すら変更」に「新アクセス」も

現代的な駅に生まれ変わります。

現代的な駅に変貌

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可部線(乗りものニュース編集部撮影)。

 JR西日本は2023年11月29日(水)、広島県を走るJR可部線の下祗園駅について、リニューアルした駅を年明け2024年1月28日に供用開始すると発表しました。

 下祗園駅は広島駅から5駅目。いまの駅は狭い島式ホームの両側に線路があり、ホーム端から直接下りて構内踏切で駅舎に向かうという、昔ながらの構造でした。

 リニューアルでは、新たに両側に計2本のホームを設け、「2面2線」の構造にします。跨線橋を新設し、線路を横断する必要がなくなります。

 工事中の現在は、狭い現在の島式ホームと、完成間近の2本のホームが同居してる状況。現在の島式ホームと駅舎は、新ホーム供用開始後に撤去されます。

 下祗園駅前は狭隘な生活道路しかありませんでしたが、広島市は2024年度から、西側の4車線道路「長束八木線」から直接アクセスできる駅前道路を工事着手するとしており、昔ながらの下祗園駅は、一気に現代的な姿に生まれ変わります。

 なおJR可部線は、かつては山奥の「三段峡駅」まで伸びる約60kmの長大なローカル線でしたが、2003年に可部以西が廃止。しかし住民需要の高まりをうけ、2017年に「あき亀山」駅までの2駅1.6kmが新ルートで”再開業”しています。

【了】

【画像】うおおおお!これが「丸ごと大変貌」する駅の様子です

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