「新所沢街道」延伸でついに所沢街道と接続! 西東京“魔の交差点”を回避 抜本的な混雑緩和も見えてきた!
Y字分岐が出現していました!
新所沢街道の“根本”の区間がようやくつながる
東京都建設局は2024年1月31日、西東京市内で整備していた「西東京3・4・9号 保谷東村山線」のうち約400m区間が2月14日(水)13時に開通すると発表しました。
同路線は西東京から北西へ、東村山、所沢に通じている所沢街道の並行バイパスとして整備されている道路で、「新所沢街道」の愛称があります。その起点部分に近い所沢街道の「六角地蔵尊」交差点付近から、西原自然公園通りまでの未開通だった区間がつながります。
六角地蔵尊交差点から東は2021年、東京大学の田無キャンパス(通称・東大農場)を貫き、ひばりが丘停車場線(ひばりが丘と田無を結ぶバスの主要ルート)に至る約700mの区間が開通しています。加えて今回の区間が開通することにより、新青梅街道と所沢街道が交わる古くからの渋滞ポイント「北原」交差点を通らずに、新所沢街道と新青梅街道を行き来するルートができるため、北原交差点の混雑緩和が期待されています。
とはいえ、この周辺は所沢街道、新青梅街道、青梅街道、ひばりが丘停車場線、保谷新道といった主要路線が狭い範囲で合流しているため、どの路線も交通量が飽和状態に陥っています。新所沢街道も、北原交差点の混雑緩和が“改良”では難しい状態であることから、バイパス路線として整備されてきた経緯があります。
新所沢街道は現在、ひばりが丘停車場線から東へ、4車線道路の調布保谷線(伏見通り)に至る約1.2km区間も整備が進んでいます。交通量に余裕のある調布保谷線に新所沢街道が接続してこそ、交通分散の効果が発揮されると考えられます。
ちなみに、新所沢街道の西側は、東村山市内で途切れており、そのまま所沢まで行くことはできません。いずれにしても所沢街道などを通ることになります。
【了】
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