万博会場の人工島「夢洲」から路線バス撤退へ 南港~舞洲のアクセス系統 理由には「工事の本格化」も!?

夢洲を公共交通機関で訪問する唯一の手段でした。

8月に路線廃止

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コスモスクエア駅から夢洲を経由して舞洲へ行く「コスモドリームライン」(乗りものニュース編集部撮影)。

 大阪市内で路線バスを運行する北港観光バスは2024年2月1日(木)、夢洲へ乗り入れる路線「コスモドリームライン」を8月に廃止すると発表しました。

 この路線は、南港咲州のコスモスクエア駅を起終点に、海底トンネルで夢洲を経由し、舞洲内を巡回します。夢洲は定住人口が無く、コンテナターミナルと万博関連の建設現場などがあるだけ。「夢洲中央」では主に工事従事者が乗り降りしていきます。運転間隔はおおよそ1時間に1本です。

 まだまだ発展途上の「謎の人工島」夢洲に行ける貴重な公共交通機関として知られていましたが、見納めとなります。

 まず3月2日から「平日だけ」の運行になります。さらに減便や、舞洲を必要最小限だけ周る短縮路線化も。4月からは「夢洲中央」が休止となります。そして8月廃止となります。

 舞洲で4/6~5/6に開催される「ネモフィラまつり」の期間中は、臨時便を運行する予定としています(土日祝も運行)。

 同社によると、この舞洲経由路線は「2013年3月に大阪市港湾局(当時)の強い要望を受け開設」され、「当初より収支が悪い状況の中運行を続けてまいりました」としています。

 廃止の理由について、コロナ禍による営業へのダメージをはじめ、安全対策費用・燃料高騰・人件費の上昇・乗務員不足といった昨今のバス業界全体の問題、さらには「工事の本格化により夢洲周辺の道路状況が厳しくなり、円滑な運行の確保が困難、乗務員の労働時間にも影響するため」という理由も挙げています。

 なお万博アクセスとしては、地下鉄中央線がコスモスクエアから延伸して、夢洲駅へ直結する予定。舞洲に近いJR桜島線の桜島駅からも、シャトルバスの1ルートとして運行される予定です。

【了】

【画像】えっ…!? これが何もない「夢洲中央」のバス停です

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