「最も深い」地下鉄の駅 東京は六本木、では大阪は…? なぜこんなに深いのか
地下32mだそう。
六本木駅2番線とほぼ同じ
東京で最も深い場所にある地下鉄駅は、都営大江戸線の六本木駅(港区)です。地上から2番線(新宿方面)までは32.8m、1番線(大門方面)までは42.3mあります。比較的新しい同線は建設時、すでに都心の地下に張り巡らされていたほかの路線を避ける必要があり、地下深い空間しか通せなかった事情があります。
では、大阪で最も深い場所にある地下鉄駅はどこでしょうか。大阪メトロが2024年2月22日(木)、同社の公式YouTubeへその紹介動画を投稿しました。
大阪メトロによると、大阪ビジネスパーク駅(長堀鶴見緑地線:大阪市中央区)とのこと。大阪城の北東に位置し、寝屋川に囲まれた中州にあります。1996(平成8)年、京橋~心斎橋間の開通に合わせて開業しました。
最も深い場所は地上から32m。こうなった理由について、地下の埋設物との兼ね合いのほか、寝屋川の川底とトンネルとの距離といった条件を挙げています。
ちなみに、大阪メトロで地表から最も高い場所にあるのは弁天町駅(中央線:大阪市港区)で、その高さは14mだそうです。
【了】
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