25年ぶり!「旧型客車」秩父鉄道に入線へ JR東日本から借用 SL「パレオエクスプレス」の客車として特別運行
ラウンジカーも!
JR東日本から旧型客車4両を借用
秩父鉄道は2024年3月7日(木)、JR東日本から旧型客車を借り入れ、SL「パレオエクスプレス」の客車として特別運行すると発表しました。運転日は4月13日(土)、14日(日)、20日(土)、21日(日)の計4日間です。
今回の特別運行は、SL「パレオエクスプレス」の機関車「C58 363」が、2024年2月19日で製造から80年を迎えたことを記念するもの。「パレオエクスプレス」は運行開始から11年間は旧型客車で運行しており、復活は25年ぶりとなります。
秩父鉄道には熊谷駅と寄居駅にJR線との渡り線がありますが、どのルートで旧型客車を搬入するかは現時点では公表できないとしています。
旧型客車は国鉄が製造した客車のうち、10系以前に製造された客車を指します。車両はJR東日本「ぐんま車両センター」所属で、1938年~1954年に製造されています。ラウンジカーを含む4両が秩父鉄道に乗り入れます。このうち、「スハフ32-2357」がかつて秩父鉄道でも活躍していました。
運行日には、ラウンジカーでグッズや飲食物の販売も実施される予定です。SL指定券は、「秩父鉄道SL予約システム」から事前予約した場合は1000円(クレジットカード決済)、駅窓口で購入した場合は1100円(現金払い)となります。
【了】
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