パナソニックがLUMIXのフルサイズレンズに関するセミナーを開催

パナソニックは2024年3月15日、東京都内で同社のデジタルカメラ「LUMIX(ルミックス)」のフルサイズレンズに関する、メディア向けのセミナーを開催しました。

純正レンズの魅力を紹介

 パナソニックは2024年3月15日、東京都内で同社のデジタルカメラのLUMIX(ルミックス)のフルサイズレンズに関するセミナーを開催しました。

 パナソニックが販売するミラーレス一眼カメラには、小型・軽量のマイクロフォーサーズセンサーを搭載したGシリーズと、高い描写力や美しいボケが魅力のフルサイズセンサーを搭載したSシリーズがあり、セミナーは、Sシリーズの性能を最大限に発揮する純正のフルサイズレンズの魅力を伝えたいという狙いから開催されました。

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LUMIX フルサイズレンズについてのセミナーの模様(乗りものニュース編集部撮影)。

 セミナー冒頭では、ライカとの関わりが非常に強いというパナソニックの交換レンズの歴史が紹介され、2000年に発売された、ライカレンズを搭載したDV(デジタルビデオ)カメラ「NV-MX3000」や、2001年発売のパナソニック初のライカDCレンズを搭載したデジタルカメラ「LC5」「F7」などについての説明がありました。

 さらに、LUMIXのフルサイズレンズに採用しているさまざまな技術について、同社光学設計部の社員が解説。2024年1月に発売された「LUMIX S 100mm F2.8 MACRO」などに導入している高速・高精度AFを実現する技術や、同年2月発売の「LUMIX S 28-200mm F4-7.1 MACRO O.I.S」といった機種に搭載している手ブレ補正機能等が紹介されました。

「LUMIX S 100mm F2.8 MACRO」の高速・高精度AFを実現する「ダブルフォーカス」

「LUMIX S 100mm F2.8 MACRO」は、新開発の「デュアルフェイズリニアモータ」を採用し、世界最小・最軽量(AF対応フルサイズミラーレス用交換レンズ、焦点距離90mm以上の等倍マクロレンズにおいて。パナソニック調べ)、質量約298gのコンパクトサイズを実現した中望遠単焦点マクロレンズです。

 小型・軽量化により屋外などの撮影シーンで高い機動力を発揮するほか、高い解像性能と優れた描写力、マクロレンズ特有の美しいボケ表現とともに奥行き感のある撮影を実現しつつ、動体追従に優れた高速・高精度なAF性能に加え、AF時の高い静音性能が搭載されています。

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「LUMIX S 100mm F2.8 MACRO」(画像:パナソニック)。

 セミナーでは、その「LUMIX S 100mm F2.8 MACRO」などに導入されている「ダブルフォーカス」を図解で紹介しました。フォーカス群を2つの群に分け、独立して移動させることにより、被写体距離にかかわらず高い描写性能を実現。また、フォーカス群を2つに分けたことでそれぞれの群の軽量化が可能となり、オートフォーカスの高速化・高精度化が図られたそうです。

「Dual I.S.2」を導入した「LUMIX S 28-200mm F4-7.1 MACRO O.I.S」

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「LUMIX S 28-200mm F4-7.1 MACRO O.I.S」(画像:パナソニック)。

「LUMIX S 28-200mm F4-7.1 MACRO O.I.S」は、光学と機構の細部までこだわった緻密な設計により、全長約93.4mm・質量約413gという世界最小・最軽量(AF対応フルサイズミラーレス用交換レンズ、ズーム倍率が7倍以上のズームレンズにおいて。パナソニック調べ)のコンパクトサイズを実現した高倍率ズームレンズです。

 高い解像性能と優れた描写力、美しいボケ表現の実現に加え、最大撮影倍率0.5倍のハーフマクロ撮影が可能。さらに広角28mmから望遠200mmの幅広い焦点距離をカバーするため、旅の思い出を記録するスナップ写真などで重宝します。例えば、列車などの狭い車内で広角側を使った撮影から、望遠側を使った沿線での車両撮影まで一本でこなせるでしょう。

手ブレ補正機能「Dual I.S.2」とは?

 セミナーでは「LUMIX S 28-200mm F4-7.1 MACRO O.I.S」などに搭載されている手ブレ補正機能「Dual I.S.2」について解説。「Dual I.S.2」は、カメラのボディー内手ブレ補正(B.I.S.)とレンズ内手ブレ補正(O.I.S.)をリアルタイムで連動・制御することにより、6.5段という高い手ブレ補正効果を発揮するというものです。

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手ブレ補正機能「Dual I.S.2」のイメージ図(画像:パナソニック)。

 上下左右の角度ブレ、回転方向のブレ、上下左右の並進ブレを補正する5軸のボディー内手ブレ補正(B.I.S.)と、上下左右の角度ブレを補正する2軸のレンズ内手ブレ補正(O.I.S.)を連動させる手ブレ補正方式により、さまざまな撮影シーンで発生する手ブレを強力に補正して排除するそうです。

 ただし「Dual I.S.2」が有効になるのは、ボディーとレンズがLUMIX純正同士の場合のみとなっているので、気になる人はLUMIX純正同士の組み合わせで試してみるといいかもしれません。

 今回のセミナーでは他にも、光学技術や機構設計など、LUMIXフルサイズレンズ開発におけるさまざまなこだわりが詳細に紹介されていました。

【了】

LUMIX フルサイズレンズセミナーの模様を見る(12枚)

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