さよなら! 空母「ロナルド・レーガン」横須賀の主が遂に離日 後継は?

8年半あまりにわたって「横須賀の主」でした。

巨大艦、ついに横須賀を離れる

 アメリカ海軍の空母「ロナルド・レーガン」が2024年5月16日(木)午前10時すぎ、神奈川県の横須賀基地を出港しました。

 すでにアメリカ海軍は、前方展開空母として日本に配備されていた「ロナルド・レーガン」を、別の艦と交代させると発表していました。
 
 後任は、近代化改修が終わった空母「ジョージ・ワシントン」で、こちらも日本へ向けて航海を始めています。今夏には、カリフォルニア州において両艦の任務交代を行うとしており、今回の「ロナルド・レーガン」の横須賀出港は、それに合わせた動きになります。

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横須賀基地を出る空母「ロナルド・レーガン」(2024年5月16日、稲葉義泰撮影)。

「ロナルド・レーガン」はニミッツ級原子力空母の9番艦で、2015年10月以降、およそ8年半にわたって横須賀を事実上の母港としてきました。

 なお、前任の空母は今回、日本に来航する「ジョージ・ワシントン」です。同艦もニミッツ級の6番艦であり、「ロナルド・レーガン」の姉妹艦です。

「ジョージ・ワシントン」は2008年9月から2015年5月までの間、日本を事実上の拠点として活動していました。そのため、計画通り「ロナルド・レーガン」と交代して来日すれば、日本への前方展開は2回目になります。

【了】

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