ロシア軍の「エンジンが尻にある異形機」破壊される? ウクライナが映像公開 高官輸送機か
どうやって破壊した?
Tu-134輸送機が破壊される映像が公開
ウクライナ国防省情報総局(GUR)は2024年10月14日、ロシア南部オレンブルクの軍用飛行場で火災が発生し、ロシア軍のTu-134輸送機が全焼したと発表。映像も公開しました。
Tu-134輸送機は、旧ソ連時代にツポレフ設計局が開発したジェット旅客機です。エンジンを機体の後部に配置する「リアジェット」のスタイルを採用。機首部分はガラス風防となっています。アエロフロートなどの民間航空会社だけでなく、軍にも導入されました。
GURによると、飛行場で火災が発生したのは10月12日から13日にかけての夜間。破壊された機体は、主にロシアの高官輸送に使用されていた機体だったとしています。
公開された映像では、Tu-134の機内で火災が発生していることが確認できます。ウクライナ側の破壊工作の可能性がありますが、真偽は不明で、機体を破壊した手段についても明らかされていません。
なお、GURは2024年5月にも、モスクワにあるロシア国防省のオスタフィエヴォ空港で、ka-32ヘリコプターが放火されたと発表しています。
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