日本で「ソ連製の傑作ヘリ」が見られる!? 激レア航空機が眠る “封印されし格納庫”公開へ 所沢航空発祥記念館

リニューアル前に見ておきたい。

通常は非公開の「所沢航空発祥記念館」格納庫が公開へ

 埼玉県にある所沢航空発祥記念館は、2024年10月26日(土)と27日(日)の2日間、記念館に併設されている格納庫を公開すると発表しました。

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旧ソ連が開発したMi-8ヘリコプター(画像:ロシア国防省)。

 所沢航空発祥記念館は、1911(明治44)年に所沢に日本初の飛行場が整備されたことを記念し、1993(平成5)年に開設された航空博物館です。記念館には格納庫が併設されており、旧ソ連製のMi-8「ヒップ」ヘリコプター、航空自衛隊で使用されたF-86D「セイバードッグ」戦闘機、初期に登場したヘリコプターのベストセラー機であるベル47Dなど、貴重な機体が保存されています。ただ通常は非公開です。
 
 Mi-8「ヒップ」ヘリコプターは、約1万2000機以上が製造された旧ソ連製の傑作軍用ヘリコプター。日本では、首都圏を中心に航空事業や測量事業などを営む朝日航洋が民間用として1機を導入しており、この機体が所沢航空発祥記念館の格納庫で保存されています。

 なお、所沢航空発祥記念館はリニューアル計画があり、2023年に埼玉県都市整備部公園スタジアム課が公表した「展示リニューアル基本構想」によると、格納庫のベル47Dヘリコプターは常設の記念館へ移設する案もあるようです。

【了】

【画像】スゴイ!これが「 所沢航空発祥記念館」リニューアルのイメージです

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