「飛行機の主翼ちょん切ってみた!」エアバスが前代未聞の映像を公開!…でもなぜ? この機のトンデモない“将来像”とは
これは見たことない!
将来的には「すっごい長くて先端技術つき」の主翼が
「飛行機の翼が切断されるのを見たことがありますか?」。ヨーロッパの航空機メーカー、エアバスの公式SNSアカウントが、このようなメッセージとともに、同社グループで開発を進めている試験機「Airbus UpNext eXtra Performance Wing Demonstrator」の主翼を切断する動画を掲載しています。
「Airbus UpNext eXtra Performance Wing Demonstrator」は、セスナ サイテーション VII ビジネス ジェットをベース機とし、空気力学的効率を最大化し、燃費効率を大きく向上させることができる主翼の開発・研究をするための試験機です。
将来的にはこの試験機は、同社の150席級の主力旅客機「A320」の翼幅をも上回る、50m以上の長さの主翼が設置される予定です。この新主翼はさらに、鳥の羽の翼型を参考にし、上空の風向きなどの状態によって翼の形状を自動的に変更する機構が採用されます。これにより、現代の旅客機の翼型と比較して、燃費効率がどれほど向上するのかなどがテストされる予定です。
なお、新技術検証のための新たな主翼は、2025年に搭載される予定とのことです。
【了】
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