実は鉄分高め? あの県議が乗ったという「こうのとり」「スーパーはくと」

悶々とする鉄道ファン?

 県議が使ったという大阪、兵庫南部から佐用へ向かう列車は、京都と鳥取・倉吉を結ぶ特急「スーパーはくと」。この列車もなかなか、鉄道ファン的に面白いのです。

 この特急「スーパーはくと」に使用される車両は第三セクター鉄道、智頭急行の「HOT7000系特急形気動車」と呼ばれる車両で、電気で走る電車ではなく、ディーゼルエンジンで走るディーゼルカーです。

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HOT7000系を使う特急「スーパーはくと」。列車名は「因幡の白兎」から。

「ディーゼルカー」というと遅そうに思うかもしれませんが、近年はそんなことありません。出力355PSのエンジンを1両あたり2基搭載し、最高速度は130km/h。在来線最速となる160km/h走行も手を加えれば可能なポテンシャルを秘めている高性能車両です。

 京阪神のような大都市圏では、車両に高頻度運行に向いた電車を使う場合がほとんどです。そうした電車ばかりが走るなかを、この「スーパーはくと」はエンジン音を響かせながら疾走。大都市圏において手軽にディーゼルサウンドと、それが演出する豪快な走りを楽しめる列車として注目の存在なのです。車体を傾け遠心力を相殺し、高速でカーブを走り抜けられる「振り子装置」を使っている列車なのもポイントです。

 議員が乗ったという列車は両方とも、鉄道ファン的に面白い存在だったりします。今回の騒動では連日のようにその列車の話題が出るため、自分も「こうのとり」や「スーパーはくと」に乗りたいなぁと、結構な数の鉄道ファンが全国で悶々としているかもしれません。

【了】

Writer: 恵 知仁(鉄道ライター)

鉄道を中心に、飛行機や船といった「乗りもの」全般やその旅について、取材や記事制作、写真撮影、書籍執筆などを手がける。日本の鉄道はJR線、私鉄線ともすべて乗車済み(完乗)。2級小型船舶免許所持。鉄道ライター/乗りものライター。

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