台風で断たれた高知への線路 運休長期化か

台風とそれによる豪雨で、四国の交通網に大きな影響が出ています。特にJR土讃線はお盆輸送、「よさこい祭り」でかき入れ時のはずでしたが……。

1週間以上途切れた高知への線路

 2014年8月始めに発生した台風12号の影響による豪雨、そして8月10日(日)に高知県安芸市へ上陸した台風11号のため、四国の交通機関は大きな被害を受けています。

 特に鉄道の、高知県と香川県方面を四国山地を越えて連絡するJR土讃線(多度津~高知~窪川)には多大な被害が出ており、8月3日(日)から運休が続いています。

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険しい四国山地を越えるJR土讃線。大歩危駅(徳島県)にて撮影。

 JR土讃線の被災状況について、内閣府が2014年8月9日(土)21時に発表した「台風第12号及び第11号による被害状況等について(第11報)」では、以下のように伝えられています。

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土佐岩原駅~豊永駅間、集水枡洗掘
大田口駅~土佐穴内駅間、護岸洗掘・倒木
土佐穴内駅構内、土砂流入
土佐穴内駅~大杉駅間、土砂崩壊・築堤崩壊・土砂流入
大杉駅~土佐北川駅間、道床流出・土砂流入
土佐北川駅~角茂谷駅間、道床流出・土砂流入
角茂谷駅~繁藤駅間、倒木
新改駅~土佐山田駅間、側溝堆積・流水

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 そのためJR土讃線は台風が過ぎ去っても、運転再開まで時間を要する可能性が高いと思われます。また本日10日の台風通過で、被害が拡大している恐れもあります。

 地勢が険しい四国山地を越え、雨の多い高知県を走るこの土讃線は、「土惨線」と表現されたこともあるほど、古くから土砂災害が多発していた路線です。

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