甲子園駅、上り降車ホーム廃止で上りホームを拡幅へ

甲子園球場の最寄り駅、阪神甲子園駅で大規模改良工事が進められており、まもなく上りホームが広くなります。野球開催時など、より便利で安全になりそうです。

上り降車ホームを廃止

 2015年2月21日(土)から甲子園球場の最寄り駅、阪神電鉄甲子園駅の上りホーム(梅田・大阪難波方面)が広くなります。同駅では混雑時の安全性向上、バリアフリー化の促進などを図るため2011年11月から大規模な改良工事が行われており、そのひとつとして実現するものです。

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上は2月20日までの、下はホームが広くなる2月21日からの甲子園駅(画像:阪神電鉄)。

 甲子園駅は北側から上り線用の降車ホーム、上り1番線、上り2番線、下り3番線、下り4番線、下り線用の降車ホームという6つの「のりば」がありました。このうち上り線用の降車ホームを廃止し、空いたスペースを活用する形で今回、上り線の1番・2番ホームが広くなる形です。

 改良工事は引き続き進められ、2014年度末には下りホームの拡幅、下り線降車ホームへのエレベーター設置が実施される予定とのこと。また新しい甲子園駅のシンボルとして設置されるホームの大屋根は現在、屋根材の膜張りまで完了しており、2015年内に完成の見込みです。また全体の工事完了は2016年度末頃が計画されています。

 

【了】

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