【今日は何の日?】福岡県の鹿児島本線で「無閉塞運転」による列車追突事故が発生

福岡県の鹿児島本線で「無閉塞運転」による列車追突事故が発生しました。

 2002(平成14)年の2月22日。福岡県の鹿児島本線で「無閉塞運転」による列車追突事故が発生しました。

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鹿児島本線の普通列車のイメージ。

 無閉塞運転は、列車が赤信号で停止したあと、一定時間経過後に運転士の判断で赤信号の先へ低速で進行。先行列車を見つけた場合は即座に停止する、という運転方法です。これによってトラブルで変わらない赤信号を延々と待ち続ける事態は避けられますが、こうした追突事故が起きやすいため、現在は運転士の判断ではなく指令からの指示を受けて行うよう、改められています。

【了】

【写真】「顔」の周囲も光るJR九州の電車

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コメント

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4件のコメント

  1. その事故の際追突された方の列車の運転台は、門司港の九州鉄道記念館のシミュレーターとして再利用されています。

  2. 線路がおかしくなってて赤信号だということはないのですかね?

  3. この追突事故はちょっと特殊というか落とし穴があって、先行列車は急カーブの先の踏切の異常(だったかな?異音がしたんだったかな?)に気付いて停車したのですが、運の悪いことにその踏切の先に信号機があって、その信号機は青信号でした。
    追突した後続列車は赤信号を規則通り徐行して進行してきたのですが、急カーブの途中にあった中継信号が青を表示してるのを見て「先行列車はもう通過した」と思い、加速。加速が乗り始めた頃に先行列車の最後尾を見つけて、急制動するも追突という流れです。
    こういったことは起こりうるため、「中継信号はあくまで予告であり、信号ではないから、本信号までは規定速度を超過してはいけない」という規則があったにもかかわらず、冒進したというのが事故原因といわれています。
    ただ、それ以前にそもそも信号の無閉塞運転が運転士のみで行われることが危険である。ということから、無閉塞運転は運転指令の指示によって行うことと改められました。

  4. 猪を轢いた列車に後続車が追突したって事故でしたね。