新宿~羽田間が19分に 首都高中央環状線の全通効果で

首都高速道路がC2中央環状線の全通後1週間の状況について速報。新宿~羽田間の所要時間が半減する、浜崎橋JCTの渋滞がほぼ解消するといった大きな効果が出ています。しかしまだ、課題があるようです。

浜崎橋JCTでの渋滞はほぼ解消

 C2中央環状線の大井JCT~大橋JCT間が2015年3月7日(土)に開通してどうなったか、その開通後1週間における首都高の利用状況(速報)が明らかになりました。

 中央環状線の新たに開業した区間は1日平均5万台(五反田~大橋JCT間)の利用があり、これによってC1都心環状線の交通量が前年比約7%減。そして中央環状線内側の渋滞・混雑量は約5割減少し、特に都心環状線の浜崎橋JCTでは1日平均9時間の渋滞が発生していましたが、それがほぼ解消されています。

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C2の全通で羽田へのルートが複数になり、事故や渋滞時の柔軟性も上がっている(画像提供:首都高速道路)。

 また新宿(西新宿JCT)から羽田空港(空港中央出口)の混雑時における所要時間は、約40分から約19分に半減。首都高速道路は「羽田空港発着バスが所要時間短縮を見込んだダイヤ改正を予定したり、空港と都内を結ぶタクシーの定額運賃が一部値下げされたりなど、経済活動への効果が早くも現れてきています」と述べています。羽田空港へのリムジンバスを運行する東京空港交通は、4月1日にダイヤ改正を行う予定です。

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