六甲ライナー新車両 神戸生まれで船をイメージ
神戸新交通六甲アイランド線「六甲ライナー」に、神戸生まれの、港町神戸にふさわしい新型車両が導入されます。
車内に防犯カメラも搭載
川崎重工は2015年3月27日(金)、神戸新交通六甲アイランド線「六甲ライナー」の新車両44両を神戸市の同社兵庫工場で製造し、2017年度から2023年度にかけて順次導入すると発表しました。
車両デザインが「港町神戸」にふさわしい船をイメージさせるシルエットになっているのが特徴のひとつで、「住吉川周辺ならびに六甲アイランドの景観によく合うもの」(川崎重工)にしたといいます(デザインや色などについて、今後変更する可能性もあるとのこと)。
また座席は、側面窓と平行なロングシートと、向かい合わせのクロスシートを組み合わせた構造で、車内には液晶ディスプレイ式の車内案内表示器を設置。防犯カメラも搭載され、情報サービスと犯罪の予防効果の向上が図られています
この新型車両導入によって、1990(平成2)年2月21日に「六甲ライナー」が開業した当時から使用されている1000形車両が置き換えられます。またこの1000形も、川崎重工が納入したものです。
川崎重工は今後も「高い技術力と信頼性をもとに、環境負荷の少ない交通手段である鉄道車両を国内外に提供していきます」と話しています。
【了】
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