東武鉄道、「本線」と「東上線」をモチーフにオリジナル扇子を発売
東武鉄道がオリジナル扇子を発売します。デザインのモチーフになっているのは、その路線です。
「日光詣スペーシア」「フライング東上号」を
東武鉄道は2015年7月2日(木)、その路線をモチーフにしたオリジナル扇子を発売することを発表しました。
ひとつは、高級感あふれるえんじ色を背景にしたという「東武本線デザイン」。今年4月から日光東照宮四百年式年大祭を記念し、運行されている「日光詣スペーシア」の車体イラストと、日光東照宮の「眠り猫」「三猿」をデザインした「日光詣エンブレム」が入れられているほか、現行カラーリングの「スペーシア」も配置されています。また「東武本線」とは、伊勢崎線や日光線など、浅草駅を東京のターミナルとする路線群の総称です。
もうひとつは「東武東上線デザイン」で、「フライング東上号」を象徴するブルーの車体カラーを、東上線を支えてきた8000系車両で特別に再現したといいます。また背景には、川越の「時の鐘」を代表とする東上線の沿線風景をデザイン。かつて「フライング東上号」に掲出されていたヘッドマークも配置されます。
ちなみに「フライング東上号」とは、1949(昭和24)年から玉淀・長瀞方面などへの行楽客向けに東上線で運行されていた列車で、1950(昭和25)年には濃いブルーの車体にイエローの帯を巻いた5450系電車が登場。その色は後継車両にも引き継がれ、東上線の看板列車として1967(昭和42)年まで運行されました。
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