JR東日本、英高速鉄道計画でコンサルティング契約締結 ランカーブを作成

JR東日本はイギリスで計画されている高速鉄道計画「HS2」において、昨年に引き続きコンサルティング契約を締結したと発表。HS2の高速車両、E5・E6系新幹線を対象車両とし、「運転曲線」の作成、考察などを行う予定です。

在来線への乗り入れも予定

 JR東日本は2015年7月22日(水)、イギリスの高速鉄道新線計画における新たなコンサルティング契約を締結したことを明らかにしました。

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イギリスの高速鉄道新線計画「High Speed Two(HS2)」の概要(画像出典:JR東日本)。

 イギリス運輸省は2009年1月、高速鉄道新線計画「High Speed Two(HS2)」を発表。第1期としてロンドン~バーミンガム間の約220km、第2期としてバーミンガムからマンチェスター、リーズ方面への建設が計画されており、第2期開業後の総延長は約530kmになります。第1期については2017年に建設を開始し、2026年開業予定。第2期は2030年頃に開業する予定です。

 HS2の設計最高速度は400km/hで、営業最高速度は360km/h。列車本数は第1期開業時で毎時14本、第2期開業時で毎時18本の計画です。編成長は400m。第1期開業時はバーミンガム以北で、第2期開業時はマンチェスター、リーズ以北で在来線との直通運転も考えられています。

 イギリス運輸省はこの計画の発表と同時にHS2社を設立。JR東日本グループはこのHS2社と、昨年に引き続きコンサルティング契約を締結しました。

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