日本一終電の早い駅、廃止へ 阪堺電車
阪堺電車が8月28日、国土交通大臣に一部区間の廃止を申請しました。これにより「日本一終電の早い駅」が替わることになります。
運転本数1日わずか4~5往復の盲腸区間
阪堺電気軌道(大阪市住吉区:以下、阪堺電車)は2015年8月28日(金)、上町線の住吉~住吉公園間(0.2km)について、国土交通大臣に廃止申請書を提出しました。廃止予定日は2016年1月31日(日)。運行最終日は1月30日(土)の予定です。
同区間は敷設後60年近くが経過し老朽化が進んでいること、安全運行の継続には数億円規模の抜本的改修が必要で同社の経営に大きな影響を及ぼすことから、「廃止せざるを得ない」(阪堺電車)との決断に至ったといいます。
廃止が申請された住吉~住吉公園間は、阪堺電車の路線のうち盲腸のようにわずか200mだけ延びている区間で、運転本数はごくわずか。朝の7・8時台に平日は5往復、土休日は4往復しか電車が走りません。
そのため廃止になる住吉公園停留所は平日、朝の8時24分に発車する天王寺駅前行きが“終電”。「日本一終電の早い駅」でもあります。
また廃止予定の住吉公園停留所から100mも離れていない場所に、阪堺電車の別の停留所(住吉鳥居前)があります。
この記事、大事なこと全然書いていないですよね。
・もともと恵美須町-浜寺駅前は「阪堺線」、天王寺駅前-住吉公園は「上町線」という別々の路線
・もともと阪堺線と上町線は明治~大正期に別々の会社が敷設した路線で、その後数度の合併を経て南海電鉄から現在の「阪堺電気軌道」になった
・廃止後の代替停留場になる「住吉鳥居前」はそもそも阪堺線の停留場
だから、住吉-住吉公園は盲腸線ではなく、もともとれっきとした本線区間の一部であり、歴史の経緯で今のようになったってことを全然書いていない。
そういうことに触れないとなぜこの駅がここまで衰退したかが全然分からず、ただ単に不要不急の路線を今までダラダラ残していたみたいな悪意の記事にしか映らないでしょ。
子供の頃からのマニアだっていうんだったら、もう少しそういう歴史もきちんと加味して書いてもらいたい。
こんな記事だったら、ただのにわかファンでも十分書ける。
後藤さんが書かれたコメントを補足します。
その天王寺駅前-住吉公園の「上町線」の電車は、以前は、直通で半分以上「住吉公園駅」に入ってきていました。
残り電車は、住吉交差から恵美須町-浜寺駅前の「阪堺線」に入り、「あびこ道」止まりでした。
ところが、7〜8年前だったかな?
阪堺電軌は、思い切った運行経路の変更を行い、「上町線」の電車を「浜寺公園駅前駅」まで直通させたのです。
これにより、ほとんどの電車は、住吉交差から恵美須町-浜寺駅前の「阪堺線」に入るようになり、
一気に「住吉公園駅」に入ってくる電車が減りました。
結局はこれが原因ですね。
後藤さんのおっしゃるように、この記事って、すごく表面的なことしか書いてない薄っぺらい記事ですね。
東京のど真ん中には、終バスが午前9時頃と言う都バスの路線があります。確か、「文京区役所ー一ッ橋」の間だったと思います。「阪堺線」もそうですが、何等かの理由と、少ないながら必要としている利用者がいると思います。
平成28(2016)年1月31日(日曜日)を持ちまして秋沢淳子さんが担当をされています阪堺(秋沢)上町(皆藤)線住吉から住吉公園間の0.2キロが廃止になります、ちなみに平成28(2016)年2月1日(月曜日)からの阪堺電気軌道は上町(皆藤)線が住吉から天王寺駅前間が阪堺(中砂)線が恵美須町から浜寺駅前間です。恵美須町と天王寺駅前からの直通運転につきましては阪堺電気軌道のホームページにてご確認下さい言うことで、