最新車両エヌハチ追加導入 新京成
千葉県の新京成が最新車両N800形を追加導入。同社では初めて車内照明がLED化されています。
車内の案内表示はLCDで4か国語対応
新京成電鉄(千葉県鎌ケ谷市)は2015年12月11日(金)、「エヌハチ」と呼ばれている同社の最新車両N800形を新たに1編成(6両)導入。12月22日(火)より営業運転を開始すると発表しました。今回の新車はN800形の4編成目(4次車)で、新京成では2012年10月以来の新車導入です。
この新車では、長寿命化と消費電力低減のため、同社の車両では初めて車内照明が蛍光灯からLED照明に変更されました。同じく前照灯についても、長寿命化を目的に、従来のハロゲンシールドビームからLEDに変更されています。
またこの新車では、車内の案内表示器をこれまでの3色LEDからフルカラーLCD(液晶ディスプレイ)に変更。4か国語表示も可能になりました。
新京成はこの新車について「お客さまサービスの向上とともに、省エネルギー効果を図った車両です」としています。
N800形は2005(平成17)年から導入が開始され、「人に優しい車両」をコンセプトに、それまでの車両と比べて乗り心地の向上や環境負荷の軽減、省電力化が図られています。また2014年からは順次、新京成の新しいコーポレートカラーである「ジェントルピンク」に車体塗色が変更されており、新たに営業運転を始める新車も新塗色で登場します。
【了】
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