【今日は何の日?】日本一短かった鉄道トンネルが開通

1月2日、日本一短かった鉄道トンネルが開通しました。

 1945(昭和20)年の1月2日。かつて日本で一番短かった鉄道トンネルが開通しました。

 この日、長野原線が群馬県内の渋川〜長野原間で開業。長野原線は現在のJR吾妻線で、長野原駅は長野原草津口駅です。

 そしてこのとき開通した区間に、日本一短かった鉄道トンネルが存在していました。長さがわずか7.2mの樽沢トンネルです。1両の長さが20mのJR在来線車両の3分の1ほどしかありません。

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“日本一短かった”樽沢トンネル。吾妻線(旧線)の岩島〜川原湯温泉間に存在(2014年9月、恵 知仁撮影)。

 この程度の長さの場合、トンネルにせず切り崩すなどが一般的ですが、この場合はトンネルにされました。理由は岩盤が固かった、景観が良かったなど諸説あります。

 ただ2014年、吾妻線はこのトンネルを含む区間が八ッ場ダムの建設に伴い新線に切り替わりました。これにより樽沢トンネルに列車が通ることもなくなり、このトンネルは“日本一短い”から、“日本一短かった”鉄道トンネルになっています。樽沢トンネルを含む旧線の一部は、自転車型トロッコ「アガッタン」でたどることが可能です。

【了】

【写真】水没前の旧川原湯温泉駅

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コメント

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1件のコメント

  1. 現地も見ず、資料に当たったとも思えず、時代背景も考慮せずに書かれているような…

    トンネルとした理由諸説とやらの中の 景観 とはどういう意味なのか?…

    戦時中にそんなものに配慮があったとは思えないのだが