自転車ヘルメット着用6倍に 愛媛県の秘策

自転車に乗るとき頭部を保護するヘルメット。その重要性は明らかですが、着用する人はまだ多くありません。そんななか、愛媛県では短期間に着用率が6倍に。どんな背景があったのでしょうか。

義務化して無償配布

 愛媛県の自転車ヘルメット着用率を押し上げた最大の要因は、高校生でした。昨年7月に59校(分校含む)すべての県立高校で自転車に乗る際のヘルメット着用が義務化されたのです。

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愛媛県の県立高校で配布されたものと同タイプのヘルメット(写真出典:オージーケーカブト)。

 ヘルメットは県教育振興会が県の一部助成を受けて購入し、生徒に無償で配布。対象となる生徒は約2万9000人にのぼりましたが、県の高校教育課によれば、全員へのスムーズなヘルメット着用を実現するにあたり、ある工夫があったといいます。

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コメント

2件のコメント

  1. 思い込みで反論書かれてもね

    一個人より多数の意見

  2. (不明コメント)

    • 事前告知が無く、いきなり着用を言い渡されて(しかも罰則付き)気分が悪いのは判りますが、安全面から考えるとヘルメットの着用は悪くない事だと思います。

      A.Mさんの場合ではデザイン的にも悪くなく、色も選べたと考えると、私が中学生の時に被っていた工事現場で着用する様なドカヘル型に比べて、雲泥の差。   羨ましいかぎりです。

      確かに上から問答無用に義務付られたら嫌なものですが、原付のヘルメット着用や、車のシートベルト着用についても同様に強制されました。

      現在は共に着用率は非常に高くなっております。 自転車のヘルメット着用もいずれ普及するでしょう。

      自主的ではなく、ヘルメット着用を強制された事は残念ですが、むしろ『写真左側のドカヘル型じゃなくてよかった』と考えてみてはどうでしょうか?